医療の新たな基準を目指して
この度、医療情報誌『集中』を発行する集中出版株式会社が主催する「癒しと安らぎの環境賞2025」及び「集中医療大賞2025」の受賞者が決定しました。このイベントは毎年、医療・福祉の現場において特に優れた貢献をした機関や個人を顕彰するものであり、癒しの環境作りへの意識を高める重要な機会です。
「癒しと安らぎの環境賞2025」とは
この賞は、癒しの空間を提供し、患者にとって心地よい環境づくりに力を入れている医療・福祉施設を対象としています。受賞施設は応募(自薦・他薦)のあった中から選ばれ、日本全体の医療・福祉の質の向上に寄与しています。受賞した各施設は、以下の通りです。
- - 岡山医療センター - 岡山県岡山市
- - 高知赤十字病院 - 高知県高知市
- - 国立成育医療研究センター - 東京都世田谷区
- - 湘南鎌倉総合病院 - 神奈川県鎌倉市
- - 新百合ヶ丘総合病院 - 神奈川県川崎市
これらの医療機関は、心温まる姿勢で患者に向き合い、癒しの医療を実践しています。
集中医療大賞の受賞者
さらに医療分野に貢献をしている方々を表彰する「集中医療大賞2025」では、以下の医師たちが受賞しました。
- - 黒川 清 - 日本医療政策機構 理事・終身名誉チェアマン
- - 田尻 孝 - 日本医科大学 名誉学長
- - 寺野 彰 - 日本医学教育評価機構 理事長
- - 堀田 知光 - がん研究振興財団 理事長
- - 山崎 學 - 日本精神科病院協会 会長
この賞は、医学・医療を通じて社会に多大な貢献を果たした医師を称えるものであり、受賞者たちはそれぞれの専門分野での功績を広めています。
髙久史麿特別賞の受賞者
特に「集中医療大賞・髙久史麿特別賞2025」も発表され、鹿児島赤十字病院の副院長である
永井 慎昌氏がこの栄えある賞を受賞しました。彼はへき地医療への貢献が認められ、医療の未来に寄与しています。
フォーラムの意義
「癒しと安らぎの環境」フォーラムは、優れた医療・福祉施設とその癒しの環境作りを目的とした活動です。このフォーラムを通じて、受賞施設の情報交換や、癒しの活動の普及が図られています。医療情報誌『集中』は、創刊以来この活動を継続し、文中で紹介した施設を毎号特集するなど、常に最新の情報を提供しています。
未来への期待
2025年も秋に向け、この活動を通じてさらなる医療の質向上が期待されています。医療従事者や施設の皆様が一層の努力を重ねることによって、すべての患者が癒しを感じられる環境を提供できる社会が実現することを願っています。