エネルギー管理の新時代、株式会社あぷりがEM CLOUDを導入した理由と効果

株式会社ムダカラが提供するエネルギーマネジメントシステム「EM CLOUD」が、全国で多様な業種に導入され、その効果が注目を集めています。特に、2023年にEM CLOUDを導入した株式会社あぷりの事例は、多くの企業や施設が直面している「省エネ」と「快適性」の両立についての解決策を示しています。

導入前の課題

株式会社あぷりは、大阪府八尾市にある介護施設であり、24時間365日稼働しています。そんな中で、従来の人手による省エネ管理が難しいことが、彼らの抱える課題でした。節電のルールを設けて運用していましたが、人に依存しているため、必ずしもそのまま実行できているわけではなく、結果的にエネルギーの無駄遣いを招くこともありました。特に、空調などの管理においては、その問題は顕著で、快適な環境を保ちながら省エネを実現するための新たな手段が求められていました。

導入経緯と決定要因

「けれども、EM CLOUDはその点を克服するための道具でした。」と、あぷりの代表取締役である三宅様は語ります。特に、自動で空調を制御する仕組みに魅力を感じたといいます。「省エネ対策が限界に来ていた中で、まさに痒いところに手が届くような解決策でした。」とその導入の決め手を説明しました。

導入後の効果

EM CLOUDを導入したことで、あぷりは前年と比較して明確な電力削減を実現しました。そして、何よりも嬉しいのは、利用者と職員双方の快適性が守られつつ省エネが可能になった点です。「快適性を損なわずに省エネを達成できることは、私たちの最も大きな成果だと思っています。」と三宅様も満足の様子です。

さらに、このシステムは、消費電力の見える化を実現し、空調の自動制御と専属スタッフによる継続的なサポートがあるため、今後の運用も安心です。既に100を超える導入施設がこの恩恵を受けており、物流施設や大学など、幅広い業種での応用が進められています。