2026年上半期 Z世代トレンド予想が登場
株式会社Creative Groupが運営するトレンドメディア『Trepo(トレポ)』が、10代から20代の女性を対象にした2026年上半期のZ世代トレンド予想を発表しました。この調査は「Trepo girls調査」という名称で行われ、芸能、アーティスト、モノコト、キャラクター、フード、ファッション、スポットの7部門に分かれたランキングが作成されました。
芸能・インフルエンサー部門
この部門では、内田金吾と多田梨音の「きんりのカップル」が首位に。彼らは2025年にABEMAで配信された恋愛リアリティ番組から誕生した注目のカップルで、子どもたちからの支持を集めています。次いでENHY自身を持つアーティスト「NAOYA」や、若手俳優の「岩瀬洋志」が名を連ね、Z世代の新たなアイコンたちが登場しました。
アーティスト部門
アーティスト部門では「M!LK」がトップに立ち、特に彼らの楽曲がSNSで話題になっています。続いて、韓国出身の「Hearts2Hearts」や「ALPHA DRIVE ONE」が注目を浴びており、グローバルな視点からも目が離せない状況です。これらのアーティストたちが生み出す音楽は、Z世代に強く響き広がっています。
モノコト部門
最も注目されたのは、「お薬手帳ケースデコ」。このアイテムは自分だけのオリジナリティあふれるデコレーションが可能で、SNSを中心として急速に広まりました。さらに、AIを駆使した「AI動画」や、新感覚のスクイーズ「Mellojoy」が続々とランクインし、Z世代のクリエイティブな自由を象徴しています。
キャラクター部門
キャラクター部門では、SNSのマンガやムービーで人気を博している「パペットスンスン」が第1位に輝きました。ユーモアあふれるその姿はZ世代に愛され、続いて映画『ズートピア2』のキャラクター「ジュディとニック」も注目されており、これらのキャラクターたちが新たなトレンドを牽引していくことでしょう。
フード部門
フード部門では、韓国で誕生したフローズンヨーグルト専門店「ヨアジョン」が第1位。カスタマイズ可能なフローズンヨーグルトが好評で、日本国内での店舗展開も期待されています。さらに、斬新なスイーツ「クロッチ」や先進的な「マカロンシリアル」が人気を集めており、見た目も楽しめる新たなスイーツが続々と現れています。
ファッション部門
ファッション部門の注目を集めたのは、韓国発のファッションプラットフォーム「MUSINSA」。Y2Kファッションのブームが再来しており、レオパード柄やカバーブーツが特に人気を集めていることが分かりました。Z世代のスタイルはユニークで、自分らしさを大切にする傾向が見られます。
スポット部門
推し活やレトロがテーマのスポットも注目されています。新大久保の「My Fave Cafe」など、自分の好みに合わせた体験ができる場が多く、Z世代のトレンドにフィットしています。昭和の魅力が溢れる「柴又」や手作りアクセサリーが楽しめる「貴和製作所」も人気のスポットとしてランキングされました。
まとめ
Trepo(トレポ)によるこの調査は、Z世代の嗜好やトレンドを深く反映しており、これからの若者たちに影響を与える重要なヒントを提供しています。2026年上半期もますます彼らの影響力が増していくことが予想されます。