日本ネーミング大賞2022 受賞結果発表
今年も期待の名付けの祭典、「日本ネーミング大賞2022」の受賞ネーミングが発表されました。これまでの大賞とは一線を画すユニークな作品が並び、740件のノミネートから選ばれたその内容に思わず笑顔がこぼれます。
大賞に輝いたのは「ほぼカニ」
最優秀賞である大賞には、カネテツデリカフーズ株式会社の「ほぼカニ」が選ばれました。言葉の響きから受けるインパクトに加え、このネーミングが持つ親しみやすさが評価された結果といえます。斬新なアイディアが前面に出たこの名前は、ターゲットとなる消費者に強い印象を与えることでしょう。
各部門の優秀賞の発表
食品・飲料、菓子部門
「ほぼカニ」が部門1の優秀賞も受賞。また、ほかの優秀賞には、鉄印帳(第三セクター鉄道等協議会、株式会社日本旅行、株式会社読売旅行、株式会社旅行読売出版社)、アラウーノ(パナソニックハウジングソリューションズ株式会社)、シャボン玉石けん(シャボン玉石けん株式会社)、そしてメルカリ(株式会社メルカリ)が選出されました。
ルーキー部門最優秀賞
新しい才能を発見するルーキー部門では、生ジョッキ缶(アサヒビール株式会社)、闇落ちとまと(株式会社曽我農園)、バンザイ山椒(岩塚製菓株式会社)が最優秀賞を獲得しました。これらの名称は、独自の視点で名付けられたものばかりで、今後の展開が楽しみです。
地域ソウルブランド部門
地域の魅力を表現したネーミングの中から、かりゆし(沖縄県衣類縫製品工業組合)、BLUE SEAL(フォーモストブルーシール株式会社)、サンゴに優しい日焼け止め(ジーエルイー合同会社)が評価されました。この受賞が地域活性化にどんな良い影響をもたらすのか期待されます。
特別賞やレジェンド賞も発表
審査員特別賞には、「おうちにかえろう。病院」(TEAM BLUE)や「ちんこすこう」(株式会社ワンダーリューキュー)が選ばれました。斬新な発想の名称に、笑いを誘われます。また、レジェンド賞には、グリコ(江崎グリコ株式会社)やノーシン(株式会社アラクス)が選出され、歴史あるブランドの名付けの重要性を再確認しました。
ネーミングの重要性とは
日本ネーミング大賞は、ネーミングの質を高めることで、生活文化や産業の発展に寄与することを目的としています。ネーミングは商品に命を吹き込む言葉であり、ひいては商業活動の成否に直結します。今年のアワードを通じて、多くの新しいネーミングが広まり、消費者に喜ばれることを願っています。
本アワードや受賞作品に関する詳細は、
日本ネーミング大賞公式WEBサイトをご覧ください。 受賞ネーミングの一覧も公開中です。
まとめ
「日本ネーミング大賞2022」は、ただの賞ではなく、文化とビジネスを融合させる重要な場であることを再確認させられました。今後もこのような独創的なネーミングが増え、私たちの生活を豊かにしていくことを期待しましょう。