『小隊』続編制作決定!
2025-06-13 11:27:13

大ヒットミリタリーコミック『小隊』の続編『小隊2』制作決定!

大ヒットミリタリー系コミック『小隊』の続編が決定



株式会社文藝春秋が手がけるミリタリー系コミック『小隊』が、続編の制作を行うことが発表されました。『小隊』は、発売以来、Amazonの戦略・戦術本ランキングで1位を獲得し、すでに5刷、20,000部を突破するほどの大ヒットを記録しています。

この作品は「ロシア軍による北海道侵攻」をテーマにしており、ウクライナ情勢を背景に話題となりました。物語の舞台である北海道の書店では『小隊』が山積みにされ、多くのメディアからも注目されています。特に、「北海道新聞」や防衛省・自衛隊専門紙「朝雲」からも高い評価を受けており、戦後80年を迎えた今年、特に注目を集めています。

続編『小隊2(仮)』は、原作を芥川賞作家の砂川文次氏、漫画を北海道在住の柏葉比呂樹氏が担当します。砂川氏は本作において初のオリジナルストーリー提供を行い、その制作が進行中です。前作のラストシーンでロシア軍と自衛隊が衝突した釧路市郊外が今作でも重要な舞台になります。

続編では、主人公・安達のその後と国内での市街戦が描かれる予定です。2025年の夏以降から『文春オンライン』での連載開始を目指しています。

原作・砂川文次氏のコメント


砂川氏は「不確実性の時代」という言葉が、現在の世界においてますます現実味を帯びていることに言及しています。『小隊』は、そのような不確実な現実の一端を描いた作品で、続編ではその状況がさらに進展することを楽しみにしているとコメントしました。さらに、彼は「現実に追いつかれない」と感じながら、次作を楽しみにしていると語ります。

漫画・柏葉比呂樹氏の思い


柏葉氏が続編の話を受け取った際、登場人物は異なるが小説『越境』を漫画化するか、それとも『小隊』の主人公の続編を新たに砂川氏に任せるか、選択肢が提示されたそうです。彼は迷わず安達を主人公に選び、北海道・釧路の状況や主人公の成長に興味を持ったと語っています。戦後80年を迎え、いつまでこの状況が続くのか、作品を通じて伝えたいことを再考しているとのことです。

編集者からも期待の声


続編『小隊2(仮)』では、前作の主人公である安達がどのようにその後を生き抜くのか、ロシア軍による北海道侵攻作戦の帰趨がどのように描かれるのかが注目されています。新たな原作と、柏葉氏の徹底した描写によって、予想を大きく上回る衝撃作に仕上がるだろうと期待されています。

『小隊』の内容紹介


このコミックは、宣戦布告なしに新千歳空港などの重要施設がミサイル攻撃を受けるところから始まります。ロシア軍が北海道に上陸を果たし、陸上自衛隊が迎撃の準備を進める中、小隊長の安達は避難誘導を行います。そして、迫り来るロシア軍と実際の戦闘が始まる様子が緊迫感あふれる場面で描かれています。

昨年から今春にかけて、さまざまなメディアや書店でのプロモーションを経て、いよいよ続編の制作に至り、その不安定な情勢の中で描かれる物語が再びどのように展開されるのか、読者からの期待が高まります。

2025年3月21日には新たなコミック『小隊』が発売予定です。今後の展開に注目が集まる中、作品を通じて何が伝えられるのか、作者や作画者の熱い思いが詰まった続編に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社文藝春秋
住所
東京都千代田区紀尾井町3-23
電話番号
03-3265-1211

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