春休み特別企画『ミステリー・オブ・ツタンカーメン』体感型古代エジプト展が横浜で開催

春休み特別企画『ミステリー・オブ・ツタンカーメン』

古代エジプトの優雅さと神秘に満ちた空間を体験できる「MYSTERY OF TUTANKHAMEN/ミステリー・オブ・ツタンカーメン〜体感型古代エジプト展〜」が、神奈川県横浜市のみなとみらい地区に位置するツタンカーメン・ミュージアム（PLOT48）で開催されている。この展覧会は春休み期間中の特別企画として、古代エジプトの香りをテーマにしたアクティビティも用意されており、家族連れにも大変人気を集めている。

展覧会の魅力

2025年4月7日までの期間限定で行われるこの特別企画では、会場内において古代エジプトから伝わる香り「フランキンセンス」と「ミルラ」を体験できる。訪問者は、特別に用意された香炉やランプを通じて、古代エジプトの儀式で使用されていた香りを楽しむことができ、まるで古代の世界に足を踏み入れたかのような感覚を味わえる。

香りを学ぶワークショップ

さらに、参加者はフランキンセンスやミルラを用いた練り香水を自ら作るワークショップにも参加可能。古代エジプトでは香水の代わりに使用された軟膏を再現することで、香りの背後にある文化や伝統を学ぶことができる。ワークショップの参加費は500円（税込）で、11時30分から17時までの間、15分ほどで体験できる。小学生以上の子供たちには、保護者の付き添いが任意であるため、親子での参加が推奨されている。

貴重な展示と体感型体験

この展覧会の最大の魅力は、ただの展示にとどまらず、来場者を古代エジプトの世界へ引き込む「体感型展示」であることだ。ツタンカーメンの王墓を発掘した考古学者ハワード・カーターの業績から100年が経過し、今もなおその神秘に対する研究は続いている。本展では、世界に数セットしかないスーパーレプリカを展示し、黄金のマスクや玉座を近くで見ることができる。