スタートアップ企業への就職意向を徹底討論!
2023年9月5日、株式会社ABABAが主催した「スタートアップ企業への就職意向とその実態」に関する座談会が開催されました。このイベントは、就職活動を行う現役大学生たちとABABAの社員が集まり、スタートアップ企業に対する思いや実体験について話し合うことを目的としていました。
参加者の紹介
座談会には、大学4年生、2年生、3年生の学生が参加し、それぞれの立場からスタートアップ企業について意見交換を行いました。学生代表のIさん、Oさん、Sさん、Tさんは、スタートアップ企業に対する率直な感想を引き出す重要な役割を果たしました。また、ABABAの代表取締役である中井達也氏や、社員の小川友子さん、谷若菜さんも参加し、リアルな体験談を語ってくださいました。
スタートアップ企業のイメージ
MCの問いかけに対し、学生はスタートアップ企業に対して「革新的で若い人が多い」といったイメージを持っていることが強調されました。特に、Oさんは「インターン経験を通じて、自分が成長できる環境が整っていると感じた」と語り、学生たちの期待感が伺えます。
一方で、出席したABABAの社員は、入社後に感じた「カオスな環境」や「スピード感」について具体的に述べ、就職活動を行う学生に重要なメッセージを伝えました。特に小川さんは、他社の同級生と比較しても自己成長を実感でき、安全に相談できる社内の雰囲気について語りました。
このように、スタートアップ企業は学生たちから魅力的に映る一方で、不安を抱いている学生も多いことがわかりました。特に、将来性や給与の安定を求める声が強いことが確認され、学生の就職先選びに影響を与える要素として浮かび上がりました。
大手企業との比較
座談会では、スタートアップ企業と大手企業の違いについても言及がありました。谷さんは、キャリア形成のスピード感がスタートアップ企業の特徴であり、若いうちからの成果を求められる環境にやりがいを感じると述べました。また、Oさんは大手企業の伝統的な制度に対して「やりがいを持ちながら成長したい」との願望を示しました。
中井氏は、スタートアップと大手のどちらにもそれぞれ利点があるとし、大切なのは自分自身に合った企業選びだと強調しました。自身の価値観や才能を理解し、自分に合った環境を選ぶことが未来の成功につながると述べ、参加者たちに考えを促しました。
スタートアップ企業に合った就職活動戦略
さらに、座談会の最後ではスタートアップ企業に入社するためのアドバイスもありました。中井氏は、企業文化にマッチしているかどうかが重要であると指摘。特に少人数のスタートアップでは、ひとりの採用が企業に大きな影響を与えるため、文化の合致が求められることを熱く語りました。
また、ヒューマンスキルの重要性にも触れ、アピールする際には自分の価値観や志向性をしっかり伝えることが勧められました。
まとめ
今回の座談会では、学生たちのスタートアップ企業への期待や不安、さらには実際に働く社員のリアルな体験談を通じて、就職活動の貴重なヒントが共有されました。このようなオープンな場での議論は、学生が将来の進路を考える上での大きな助けとなることでしょう。学生たちが自分に合った企業を見つけることができるよう、今後もこのようなイベントが続いていくことを期待しています。