2019年夏ボーナス、エンジニアの満足度と使用目的を分析！

エンジニアの2019年夏ボーナス徹底調査

2019年の夏ボーナスについて、メーカー勤務のエンジニアを対象に実施した調査から、興味深いデータが浮かび上がっています。全体のわずか24%がその金額に満足しているというこの結果は、業界や職種の特性を考慮に入れると一層意味深いものになるでしょう。

満足度はわずか24%！

調査によると、ボーナスに満足していると回答したのは全体で24%ほどに過ぎません。今回のボーナスに対する期待感を示す23%の人々は、前年よりも増額を見込んでおり、その平均金額は約63.1万円です。しかし、自己評価をした際には「理想のボーナス額」が平均29.4万円も異なるという事実が、ボーナスに対する期待と実際のギャップを浮かび上がらせています。

ボーナスの使用目的は？

ボーナスの使い道として最も票を集めたのが「貯蓄」です。280票の支持を受けて第1位となり、その後に「レジャー・旅行」133票、「投資」74票が続きました。誰もが同じように思うかもしれませんが、結果として貯蓄を選ぶ人はボーナス金額の70%弱を貯蓄に回していることがわかりました。

独身と既婚の意識の違い

興味深いのは、独身者と既婚者でボーナスの使い道が異なる点です。既婚者の27.5%は、ボーナスの使い道において配偶者が主導権を握っていると回答。最も多くの割合を占めた項目は「貯蓄」と「投資」で、独身者と比べて既婚者は貯蓄が9.3ポイント多く、投資は9.0ポイント少ない結果となっています。このことからも、家計管理における個々の立場がどれほど影響力を持つかがうかがえます。