オムロンヘルスケアとツルハホールディングスによる新サービス
2026年8月、オムロンヘルスケア株式会社とツルハホールディングスが共同で展開する血圧管理支援サービス「ツルハグループ管理栄養士の血圧ケアサポート」が始まります。血圧管理は健康維持のために重要で、特に高血圧は自覚症状が少ないまま進行し、深刻な疾患を引き起こす恐れがあります。この新しいサービスは、家庭や店舗で測定した血圧データを活用し、管理栄養士が個別にサポートするものです。
サービスの特徴
本サービスでは、利用者がオムロンヘルスケア製の通信機能付き血圧計で測定したデータを、オムロン健康管理アプリ「OMRON Connect」を通じて自動で健康管理アプリ「SaluDi」に連携します。このアプリを使用することで、利用者は自分の血圧値を把握しやすくなり、管理栄養士がそのデータを基に生活習慣改善を提案することが可能になります。
データの共有と活用
「SaluDi」に記録されたバイタルデータは、利用者が店舗との連携操作を行った場合に限り、担当する管理栄養士が専用画面でアクセスできる仕組みです。これにより、一人一人の状態に応じたアプローチが可能になり、より効果的なサポートを実現します。また、一般の血圧計を使っている方も「SaluDi」アプリに手入力することでサービスを利用できます。
日本の高血圧問題
日本における推計では、高血圧患者やその疑いがある人は約4,300万人に及びますが、適切に管理できている人は約1,600万人に過ぎません。高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれるように、自覚症状が少ないまま進行し、脳梗塞や心不全などの重大な病気を引き起こすリスクがあります。この状況に対して、家庭での血圧測定を支援する製品やアプリを展開してきたオムロンヘルスケアの取り組みは、極めて意義深いものです。
地域貢献と健康サポート
ツルハの広範な店舗網と管理栄養士による相談体制を活用し、地域へ近い場所での継続的な健康サポートを目指します。両社の強みを組み合わせることで、血圧管理のハードルを下げ、より多くの方が健康意識を高められる環境を整えます。具体的には、顧客の血圧コントロールの改善、健康意識の向上、生活習慣病リスクの低減を目指し、健康寿命の延伸に寄与することが期待されています。
今後の展開
サービスは2026年8月からツルハグループの38店舗で順次開始され、全国の店舗への拡大が計画されています。オムロンヘルスケアとツルハホールディングスは、今後も高血圧の予防や改善に向けた取り組みを進めると共に、地域社会に貢献する企業を目指します。両社の取り組みを通じて、一人一人に寄り添った健康支援を提供し、気軽に健康に向き合う機会を提供していきます。