アジア市場を見据えたG/FOREがギンザシックスに新たな風を吹き込む

G/FORE、日本のプレミアム市場に進出

2025年4月25日、アメリカ発のラグジュアリーゴルフブランド「G/FORE（ジーフォア）」が東京・中央区の高級商業施設「GINZA SIX」で直営店をリニューアルオープンしました。この新たな店舗は、海外市場における成功を基にした戦略の一環であり、アジア圏での本格展開への第一歩と言えるでしょう。

G/FOREの魅力と新店舗の特徴

G/FOREは、2011年にロサンゼルスで設立され、革新的なデザインとカラーで知られるプレミアムゴルフブランドです。特に「破壊的ラグジュアリー」をテーマにしたスタイルは、若い世代を中心に人気を集めています。

今回リニューアルした「GINZA SIX」の店舗は、ラグジュアリーファッションゾーンに配置され、日本のプレミアム消費層をターゲットにしています。店舗デザインは、ブラックを基調にロイヤルブルーのアクセントを施し、ブランドのテーマを体現。エレガントでありながら、スポーティーさも感じさせる特別な空間が創出されています。

アジア市場における“ワンアジア戦略”

G/FOREの展開は、日本だけでなく、韓国や中国市場にも広がります。コーロンFnCがジーフォアの日本でのビジネス展開を担い、2025年春夏シーズンには日本と中国でラインナップの拡充を図ると発表しました。「ワンアジア戦略」の名の下、同ブランドはアジア圏での競争力を高め、ラグジュアリーなスポーツライフスタイルブランドとしての地位を築くことを目指しています。

その一環として、中国市場でも新店舗を続々とオープンする予定です。深圳の「MIXC」に初店舗を開くほか、上海の「Plaza 66」への出店も予定されており、中国のプレミアム消費層やファッションオピニオンリーダーを狙いとしています。

リニューアルオープンを祝う限定商品

ギンザシックス店のリニューアルを記念して、限定商品も用意されています。春夏シーズンに合わせたヴィーガンレザーのセットアップや小物類は、トーンコーディネートが可能で、ゴルフスタイルを完成させるアイテムが揃っています。特に、欧州産のヴィーガンレザーを使用したハーフスリーブジャケットやショートパンツは、機能性とデザイン性を兼ね備え、スポーティーでありながらエレガントな雰囲気を演出します。

最後に

コーロンFnCの代表取締役、ユ・ソクジン氏は「アジアファッション市場での新たな成長モデルを構築する」と意気込みを語っています。ジーフォアは、韓国市場での成功を活かして、日本と中国市場でも強固な土台を築くことを目指し、さらなる成長が期待されます。

この新たなステージで、G/FOREがどのような変革をもたらすのか、今後も目が離せません。