凪良ゆう氏が大使に
2025-08-04 15:26:12

凪良ゆう氏が今治エール大使に就任、映画化も決定した『汝、星のごとく』の魅力を発信

凪良ゆう氏が今治エール大使に就任



2023年8月4日、今治市役所で行われた委嘱式にて、凪良ゆう氏が「IMABALINA Ambassador」として今治エール大使に就任しました。今治市側は、彼女が二度も本屋大賞を受賞したこと、さらには自身の作品が今治を舞台にしたものであることを背景に、この役割を依頼しました。凪良氏は、2026年に映画化が決まった『汝、星のごとく』の著者であり、その作品は穏やかな瀬戸内海の美しい風景や地域文化を描写しています。

作家としての足跡



凪良ゆうさんは、2020年に『流浪の月』、2023年には『汝、星のごとく』で本屋大賞を受賞。二度の受賞は、彼女が現代文学の重要な作家としての地位を確立していることを示しています。彼女の作品は、単なる恋愛物語ではなく、愛や人生の葛藤を繊細に描写しており、多くの読者に感動を与えています。

特に『汝、星のごとく』は、今治市のしまなみ海道沿線の島々を舞台にしており、地元の風物詩「おんまく花火」などが物語に絡んでいます。凪良さん自身、何度も地域を訪れ、取材を重ねて直接人々との交流を深めてきました。これが長年の関係を築く要因となり、今回の大使就任へとつながったのです。

映画化の期待



『汝、星のごとく』の映画化は、多くのファンにとって待望のニュースです。物語は愛と葛藤を描きながら、普通や正しさに抑圧される現代人の心情に強く訴えかけます。主人公たちの苦悩を通じて、自らの人生を選択する重要性が語られます。すでに今治市内で映画の撮影が始まっており、2026年には美しい風景がスクリーンに映し出される予定です。

今治市はこのプロジェクトを通じて、地域の魅力や作品の美しさを全国へと発信していく考えです。凪良さんは「今治市は私の第二の故郷」と語り、エール大使としての役割に対する期待を述べました。

今治エール大使の役割



「IMABALINA Ambassador」に選ばれた凪良ゆうさんは、今治市を愛し地域に対する知名度や情報発信力を持つ人物を象徴する存在です。市のプロモーションや地域振興活動を通じて、今治の魅力を全国に広めていく使命があります。委嘱式では、市長から贈られた今治タオル生地の「IMABALINA」Tシャツや名刺の受け取りに、彼女の喜びが表れていました。

今後も凪良さんとともに、今治市の魅力を多くの人々に伝えていくことが期待されます。文学と映画の力を借りて、今治市の魅力的なストーリーを全国へと届けることが目標です。地域と作家、そしてその作品が一体となって発信する今治の存在感は今後ますます高まることでしょう。


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会社情報

会社名
今治市役所
住所
愛媛県今治市別宮町1丁目4番地1
電話番号
0898-32-5200

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