新たなる飲食の形『BeChef+ 京都シェアキッチン』
2020年6月1日、京都市下京区にオープンした『BeChef+ 京都シェアキッチン』は、ゴーストレストラン向けのシェアキッチンスペースとして注目を集めています。この施設は、15坪の広さに3つの厨房を備え、飲食店に必要な設備を整えた充実した環境を提供します。
充実した設備と利便性
このシェアキッチンは、冷蔵庫や冷凍庫、ガスコンロなど、飲食店として必要な設備を完備しています。最大6つの店舗が入居可能で、UberEatsなどのデリバリーサービスも利用できるため、多方面からの集客が見込めます。また、来店客向けのイートインスペースもあるため、直接の接客も行える点が大きな魅力です。
さらに、このビルには生鮮スーパー『新鮮激安市場!四条麩屋町店』が併設されており、鮮魚や精肉、新鮮な野菜を特別価格で仕入れることができます。この提携により、食材の調達コストを抑えられるのが嬉しいポイントです。
コロナ支援策による初期費用の完全無料
新型コロナウイルスの影響を受け、多くの飲食店が困難な状況に立たされています。『BeChef+ 京都シェアキッチン』では、そんな飲食店を支えるために、初期費用を完全に無料とする支援策を設けました。キャンペーンは2020年6月1日から8月31日まで実施されます。この取り組みを通じて、飲食業界が少しでも力を取り戻せることを期待しています。
展望と今後の出店計画
『BeChef+』は京都を皮切りに、年内で福岡、東京、大阪にもシェアキッチンを開設予定です。3年以内には全国に50ヵ所、300店舗を目標に、国内最大級のゴーストレストラン向けシェアキッチン企業を目指します。これにより、各地域のデリバリーサービスの発展に貢献するとともに、より多くの料理人たちに新たな働き方を提案していく考えです。
代表取締役の思い
代表取締役の戸邊将文氏は、飲食業に関わる方々にとって、独立開業が大きな夢であることを指摘します。開業後3年で約7割が廃業し、10年後に残る店舗が1割程度という厳しい現実を踏まえ、初期投資や高額な賃料が資金繰りに影響を与えていることを強調しました。特にコロナ禍で職を失った料理人も多く、彼らを支える取り組みが必要だと訴えています。日本の食文化を守るためにも、『BeChef+』の新たなビジネスモデルに参加することを呼びかけています。
4つのメリット
『BeChef+ 京都シェアキッチン』には、飲食店が安心して開業できる4つのメリットがあります。
1.
初期費用、退去費用が完全無料!
敷金礼金が不要で、事務手数料も無料。
2.
デリバリーサービスへの登録サポート!
UberEatsなどの手続きは全面支援。
3.
即日利用が可能!
審査を通過すれば、その日から始められます。
4.
短期契約が可能!
契約は最短で3ヶ月から利用することができます。
応募方法と詳細
興味がある方は、選考方法として書類選考、面談、試食審査を経て、2020年6月30日まで募集しています。定員に達し次第終了しますので、気になる方は早めに応募しましょう。応募フォームは
こちら。
まとめ
『BeChef+ 京都シェアキッチン』は、飲食業界の新たな可能性を広げる場所として期待されています。今後の展開にも目が離せません。