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シーメンス、耳あな型補聴器「XCEL ITEシリーズ」を発表

シーメンス ヒヤリングインスツルメンツ株式会社が、10月15日より新たに耳あな型補聴器「XCEL ITEシリーズ」の発売を開始します。この製品は、特有の音質調査を経て、日本人が好む音質を精密に再現したことで、聞き心地の良いサウンドを実現しています。

日本人の聴覚に配慮した技術

「XCELテクノロジー」として知られるこの補聴器は、音声の明瞭度を高めるだけでなく、耳が自然に感じる音質を追求した技術です。2年間にわたる調査によって得られたデータは、開発チームにフィードバックされ、細やかな調整が行われました。これにより、日本語の会話や自然音を美しく再現することを目指しています。このような高い音質は、既存のユーザーのみならず、初めて補聴器を使う方にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。

製品ラインナップと特徴

新たに発表された耳あな型補聴器には、SIEMENS COOL XCEL、SIEMENS COOL-P XCEL、Motion XCEL CICなどが含まれています。これらには、音質を最適化する独自の「XCEL アンプ」が搭載されており、音量の微調整や音のニュアンスを正確に伝える仕組みが整えられています。また、「XCELフィット」という新たな調整方法により、特に日本語に特化した聞き取りやすさが考慮されています。

デザインの重要性

さらに、今回発表されたモデルは、デザイン面でも優れており、10月1日に「グッドデザイン・ベスト100」にも選定されています。シーメンスクールと呼ばれるデザインは、年齢や性別を問わず、ファッション性を高める要素を重視しています。補聴器というと抵抗を感じる人も多いですが、魅力的なデザインと高度な技術が組み合わさることで、より多くの方々に受け入れられることが期待されています。また、補聴器を利用することに抵抗を感じている方々にとっても、新たな選択肢となることでしょう。

発売日と価格

この「XCEL ITEシリーズ」は、全国のシーメンス補聴器取り扱い店舗や眼鏡店などで購入可能です。価格はモデルによって異なり、SIEMENS COOL XCELは片耳199,000円、両耳358,000円となっています。これらの製品は、両耳での装用が推奨されており、その理由は音の方向感覚を捉えやすくするためです。最良の音質と使い心地を求める方々にとって、非常に魅力的な製品となります。

結論

シーメンスの新しい耳あな型補聴器「XCEL ITEシリーズ」は、高度な技術に裏打ちされた音質と、デザイン性を兼ね備えた製品として登場しました。音質に対するこだわりが反映された本製品は、多くの方々の日常生活を豊かにすることでしょう。シーメンスは、引き続き補聴器業界のリーダーとして、革新を続けていくことが期待されます。

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