メタバースで進化する大学選びの新しいカタチを体験しよう

メタバースが変える大学選びの未来

少子化やデジタル化が進む中、大学の選び方が変わろうとしています。オンライン体験通学という新しい選択肢が登場しました。リアルバーチャル株式会社が開発したこのプラットフォームは、受験生が大学選びの"リアルな解像度"を高めるための全く新しい360°体験シミュレーションを提供しています。このサービスは日本大学生物資源科学部を舞台に、受験生が自分の価値観にフィットした進路を見つける手助けをします。

課題と背景

大学の入試広報は日々試行錯誤が求められています。特にコロナ禍以降、オンラインでの情報発信が当たり前になり、多くの大学がYouTubeを通じた動画コンテンツに力を入れています。しかし、多くの動画が埋もれ、受験生が真に知りたい情報には届かない現実があります。その結果、受験生は「どの大学も同じに見える」状態に陥り、進路選択の大きな課題となっていました。

その問題を解決すべく、リアルバーチャルは受験生が実際の授業や学生生活を360°体験することができるサービスを開発しました。このプラットフォームは、受験生一人ひとりの興味を反映した自己探求型の体験を提供します。

体験の流れ

この360°オンライン・オープンキャンパスの体験は2つのステップから構成されています。

1. 授業の核心を体験
受験生はまず、360°カメラで撮影された授業の風景をリアルタイムで体験します。まるで教室にいるかのように、学びの雰囲気を体感できるのです。

2. 知的好奇心で自由に探索
授業の後は、受験生が自分のペースで関連する研究室や学生の集まる場所を探索できます。事前に用意されたルートに縛られることなく、自分の興味に基づいて行動することで、より深い理解と納得感を得られます。

他大学との違いを際立たせる

この体験は、受験生が他人に影響されず、自らの価値観を再確認する時間を提供します。「同じ学部名でも、こちらの学びのスタイルが自分に合っている」と確信することで、最適な学校選びに繋がるのです。

日本大学生物資源科学部の担当者も、「リアルバーチャル社の360°体験は、私たちが伝えたかった思いと見せられなかったキャンパスを同時に解決してくれた」と語ります。受験生にとって、本質的な選択肢を提示できる場となるのです。

今後の展望

社会が変わる中、大学は受験生にとって「学びの本質」を問い続けるステージであるべきです。受験生が入学前から大学と出会うためには、情報や偏差値だけでなく、その大学の「手触り」や「熱量」を感じる体験が必要です。これにより、入学後の学びに対する情熱が高まり、不必要なミスマッチを防ぐことができると信じています。

リアルバーチャル株式会社は、テクノロジーの力で受験生と大学の「好奇心」と「知識」を結び付け、より良い進路選択ができる未来を提供していく考えです。