Epics DAO、NFTカードゲームのデザイン刷新を発表
Epics DAOは、新たにそのNFTカードゲームのデザインリニューアルを実施しました。オランダ・アムステルダムに本社を置くELSOUL LABO B.V.が代表を務めるEpics DAOは、2025年6月にこの刷新を発表し、ゲームのエンターテイメント性だけでなく、プレイヤーの戦略的思考を大幅に刺激する仕組みを導入します。
改革されたエナジーシステムの導入
デザインリニューアルの中でも特に注目すべきは、エナジーシステムの革新です。これまでのエナジー管理は、ゲームの進行を複雑にさせるきっかけとなることがありましたが、Epics DAOは「すべてのカードをエナジー源にする」という新しいアプローチを採用しました。
具体的な仕組みとして、各ターンの開始時に「祈りのフェーズ(仮称)」が設けられ、プレイヤーは手札の中から1枚のカードをエナジー源として場に出せるようになります。このカードは通常のプレイに使えなくなるものの、「Energy」と記されたエナジー供給源として機能します。この変革により、どのカードを戦闘に投じるべきか、どのカードをエナジーとして割り当てるべきかの判断がプレイヤーに求められ、戦略の幅が一層広がることになります。
カード情報の視認性向上
また、カードの攻撃力や防御力などの数値表示も見やすく調整され、プレイヤーがその情報を簡単に把握できるようになっています。これにより、ゲームの流れがさらにスムーズになることが期待されています。
Solanaプラットフォームの強化
Epics DAOは、Solanaプラットフォームの性能向上にも取り組んでいます。特に、multiparticipantsに関連する課題への対処を行い、Validators DAOとの連携のもとで、リアルタイムのデータストリーミングインフラを整備しました。この結果、ゲームにおけるユーザーインターフェイス(UI)の改良や、暗号通貨による決済機能の完成を今年の夏までに視野に入れ、さらなるプラットフォーム開発へと進化させる計画です。
Epicsプラットフォームの運用の質の向上
Epicsプラットフォームは今、Google CloudやFirebaseを活用していますが、運用課題を解決するためのCloudflareエッジ基盤への移行も進行中です。すでにユーザーインターフェイスの開発においては一定の結果を出しており、各地域ごとのパフォーマンスも著しく改善されています。Solanaのv2への移行にも備え、さらなるパフォーマンス向上と開発スピードの加速を目指しています。
将来へ向けたロードマップ
詳しいロードマップや今後の計画については、Epics DAOの公式サイトやSNSを通じて情報を発信しています。これらの情報を通じて、エコシステム全体がどのように発展していくのかを確認することができるでしょう。Epics DAOは、Web3ゲームの課題に真摯に向き合い、サステナブルなプランでプロジェクトを進行させています。
新しいゲーム体験を求めるプレイヤーに向けて、さらなる成長を誓うEpics DAOの取り組みから目が離せません。今後の展開に期待が集まります。