全国展開を加速する『ハローストレージ』が発表した2024年出店計画

日本最大級のストレージサービス、ハローストレージの進化

エリアリンク株式会社が運営する『ハローストレージ』は、2024年1月から12月の出店実績を発表し、その成長戦略を紹介しました。このブランドは、現在日本全国に2,456物件、111,331室を展開しており、業界内でも大規模なストレージサービスを提供しています。

2024年の出店状況

2024年は過去5年間で最多となる10,545室の新規出店を果たし、総室数は110,442室に達しました。出店の主な地域は、一都三県が全体の約40%を占めており、引き続き需要が高い地域での展開が行われています。次いで、関西地域が19.5%、中部地域が15.2%を占めており、地方にも市場ニーズに応えるために注力しています。

特に目を引くのは出店種別の割合で、コンテナ型が全体の82.6%を占め、ビルイントランク型が11.1%、建築型が6.3%となっています。前年と比較しても出店数は大幅に増加し、多くの人々にとって手軽で利用しやすい収納サービスとなるよう全国展開を加速しています。

2025年以降の見通し

今後の計画として、2025年には新たに15,000室の出店を目指しています。特に関東や関西の都市部に注力し、約65%の新規出店を予定しています。地方エリアの需要にも対応し、2026年には18,000室、2027年には21,000室の出店を計画。その後5年間で9万室の新規出店を行い、2029年には総室数20万室を達成する目標を掲げています。

顧客ニーズに応える柔軟なサービス

エリアリンクはデータ分析を活用し、最適な立地選定を行いながら、新規出店を進めています。特に、関東や関西では住宅面積の狭小化や住宅価格の上昇に伴い、収納スペースの確保が大きな課題となっています。そのため、多様なライフスタイルに合わせたサービスを展開し、より身近な存在であることを目指しています。

顧客の意見を反映させることで、既存施設の稼働率の向上やサービス内容の充実にも注力。具体的には、交通系ICカードを利用した便利な入退館システムの導入も進めています。

ハローストレージの概要

ハローストレージの特徴は、屋外型と屋内型のトランクルームを提供する点にあります。コンテナの形状やビルを利用したレンタル収納スペースとして、多彩な選択肢を用意しています。これにより、ストレージ事業はエリアリンクの主力事業として成長を続け、業界内での地位を確立しています。

公式ウェブサイト（ハローストレージ）では詳細情報を提供しており、地域ごとのサービス内容や料金も確認できます。