物価上昇が子育て世帯に与える影響とその対策
2025年6月、ライフネット生命は、20代から40代の子育て中の男女1,053名を対象に、「子育て世帯における物価上昇と食費に関するアンケート調査」を実施しました。この調査からは、物価上昇が子育て世帯の家計に与える影響が明らかになり、家庭で実施されている様々な節約術も見えてきました。
物価上昇の実感と影響
調査によると、91.9%の子育て世帯が物価上昇を実感し、89.3%が食費の増加を訴えています。特に値上がりを感じる食品には、米、野菜、卵が上位に挙がっています。また、節約のために購入を控えている食品としては、果物やお菓子、インスタント食品、肉類などが選ばれました。こうした傾向から、子育て世帯は日常的な支出の見直しを余儀なくされていることがわかります。
家庭の節約術
物価上昇への対策としまして、家庭での自炊が注目されています。外食を減らして自宅で調理する家庭が増えており、食費を抑えるための工夫が見られます。調査では、65.2%が食料品が安い店舗を利用し、32.5%は業務用スーパーやディスカウントストアを選んでいるとのこと。
また、買い物の際には特売品やセールを狙う家庭が38.1%、まとめ買いをする家庭は27%に達しています。献立にも工夫が見られ、53.1%の家庭が見切り品や割引品を利用しています。これらの結果から、家計を意識した購買行動が根付いていることが伺えます。
食費以外の節約法
物価上昇に伴い、食費以外の支出についても節約が行われています。「日用品の節約」(36.4%)や「娯楽費の節約」(35.1%)、さらに「衣料費の節約」(33.9%)が挙げられています。固定費を見直すことで家計を圧迫する要因を減らそうとする意識が高まってきているのです。
調査では、ポイ活が多くの家庭に取り入れられつつあることも分かりました。ポイント活動による節約が、世帯からの注目を集めています。特に日用品の節約が関心を呼んでおり、家庭の中での実践が進んでいます。
お金に対する不安
さらに、85.0%の子育て世帯が「お金への不安が増した」との回答をしました。物価上昇が心理面にも影響を及ぼしており、今後の資産形成についても高い意識を持つ家庭が多いことが分かります。「積立投資」(46.3%)や「預貯金」(45.9%)への関心が高まっているのも、このような状況下での現れです。
まとめ
今回の調査結果から、物価上昇が子育て世帯の家計に多大な影響を与えていることが浮き彫りになりました。家庭は日々の生活において、工夫しながら節約術を実践していますが、同時に将来に対する不安も感じているとのこと。
ライフネット生命は、家計の負担を軽減しながら皆様の将来に備えるため、合理的な保険サービスを提供しています。私たちの信念である「保障と貯蓄を分けて考える」理念に基づいて、お客様のライフスタイルを支える商品を今後とも展開してまいります。