未利用魚「アイゴ」を通じた食の未来への提案
このたび、RelationFish株式会社は大阪市で「いただきますを考える会2022」を開催します。このイベントでは、未利用魚の一つ「アイゴ」を通して、持続可能な「食」について考える貴重な機会が提供されます。未来の食文化を築くため、さまざまな立場の人々が集まり、協力し合うことが求められています。
イベントの背景とは?
私たちの未来は、急速な人口増加や気候変動の影響を受け、食の質や量が脅かされています。特に、食材の多様性や文化的価値の低下は深刻な問題です。その解決策として、食の連携が不可欠です。漁業や農業といった生産者が協力することはもちろん、飲食店、消費者、教育機関、そして廃棄物処理業者に至るまで、すべての人が一緒になって考えていく必要があります。このイベントは、そうした問題意識を持つ参加者たちが共に知恵を出し合う場として設けられています。
イベント概要
「いただきますを考える会2022」は以下の通り開催されます。
- 午前の部 10:30〜12:30
- 午後の部 14:00〜16:00(同一内容)
- - 開催形式: 対面
- - 場所: 大阪ガス ハグミュージアム 5階 ハグホール
- 〒550−0023 大阪市西区千代崎3丁目南2−59(京セラドーム大阪隣り)
- - 定員: 各回50名
- - 参加費: 一般 2,000円 / 教員・学生 1,000円
参加希望の方は、
こちらのリンクからお申し込みください。
プログラム内容
Program 1: 概要説明と基調講演
初めに、「いただきますを考える会2022」の概要が説明され、続いて研究や教育の現場からの基調講演が行われます。これは、目指すべき課題や方向性についての有意義な意見交換を促す場となります。
Program 2: 調理実演&試食
次に、滅多に口にする機会がないアイゴをテーマにした調理実演と試食が行われます。アイゴは一般には嫌われがちですが、丁寧に調理すれば非常に美味しい魚です。料理人がアイゴを使用した様々な料理をデモンストレーションし、参加者に試食していただく機会を提供します。また、野菜で育てたアイゴの試食も計画されています。
Program 3: 生態展示・ポスターセッション
最後に、アイゴの生態展示やポスターセッションを実施します。水槽で泳ぐアイゴを見ることができ、また海洋資源の現状や養殖魚の利用についての研究成果などもポスターで紹介される予定です。
RelationFish株式会社について
RelationFishは、2022年に設立され、持続可能な食の未来を実現するための具体的な行動を起こしています。環境に優しい養殖魚の開発や食に関するイベントを通じたSDGsの啓発活動に力を入れており、社名の「RelationFish」には、人と魚をつなげ、より良い食文化を共に築くという願いが込められています。
興味のある方は、ぜひこの機会に参加し、未来の食について一緒に考えてみませんか?