公開シンポジウム「感染症と社会」のご案内
感染症問題は、現代社会においてますます重要なテーマとなっています。特に新型コロナウイルスの影響を受け、社会全体が感染症に対する理解と対策を求められています。そんな中、熊本大学の「感染症と社会」研究会が主催する公開シンポジウムが、2025年3月22日(土)に開催されます。このシンポジウムでは、感染症に関する科学コミュニケーションの研究成果を発表するとともに、地域住民の意識調査の結果を報告するという意義深い内容が盛り込まれています。
シンポジウムの概要
日時と場所
シンポジウムは、2025年3月22日(土)の13:30から16:30まで行われ、熊本大学黒髪北地区にあるくすの木会館レセプションルームで実施されます。開場は13:00で、当日はZoomによるオンライン参加も可能です。参加は無料ですが、オンライン参加の場合は、事前に予約が必要です。
プログラム内容
シンポジウムは、三部構成で進行されます。
- - 第一部:ポスターセッション では、様々な分野での研究成果が紹介され、聴衆が研究者と直接対話できる貴重な機会となります。このセッションでは、感染症に関連したさまざまな研究が取り上げられます。
- - 第二部:調査報告では、2023年1月と2024年2月に実施した地域住民を対象とした意識調査の結果が報告されます。この調査は、コロナウイルスの感染症流行期の直後に行われたもので、住民がどのように感染症に対する認識を変えてきたのかを知ることができる重要なデータとなっています。今回の調査結果には特に注目すべき点が豊富に含まれており、参加者には新たな視点を提供することが期待されています。
- - 第三部:討論では、感染症に関する情報伝達や教育のあり方についての議論が展開されます。感染症対策の情報が住民にどのように伝わり、教育が進められているのかを考察する場として、幅広い意見が交換されることでしょう。
このシンポジウムは、感染症に興味を持つ全ての方々に門戸が開かれています。参加者は、研究者からの直接の情報を受け取ることで、より深い理解を得られるだけでなく、感染症に関する様々な問題について意見を交わすチャンスも得ることができます。
参加方法
参加希望者は、事前申し込みは不要ですが、オンラインで参加する場合は、3月20日(木)までに指定のメールアドレスへ連絡する必要があります。熊本大学「感染症と社会」研究会への問い合わせ先は、八幡(教育学研究科)で、E-mail: yahata@kumamoto-u.ac.jpです。訪問する際は、公共交通機関の利用が推奨されており、車を利用する場合は有料駐車場が提供されています。
まとめ
このシンポジウムは、私たちが直面する感染症の問題を地域の視点から考える貴重な機会です。新型コロナウイルスの影響を受けた今、どのように感染症に対する理解を深め、地域社会に役立てていくかを共に考えていきましょう。皆様の参加を心よりお待ちしております。