行雲商事とツルハドラッグが手掛ける新たな越境ECモデル

行雲商事とツルハドラッグが新たな越境ECモデルを発表

株式会社行雲商事が、ツルハドラッグとの提携により、中国市場向けに越境ECサービスを強化しています。特に注目されるのは、中国の人気SNS「WeChat」を活用したミニプログラムを通じて、日本のドラッグストア商品を提供する新たなモデルです。

新型コロナウイルスの影響で、越境ECの需要が急速に増加しています。行雲商事は、Xingyun Groupの一員として、中国における越境ECのプラットフォームを活用することで、日本企業の中国市場へのアクセスを容易にしています。

このたび提供される「LinkieBuy越境ECソリューション」は、越境ECのシステム開発や店舗運営代行、国際物流支援などを含むパッケージサービスです。このソリューションを通じて、日本企業は迅速かつ効果的に中国市場に参入できます。

2020年10月には「株式会社ツルハ Direct Mail」というWeChatのミニプログラムが公式にリリースされました。このプログラムにより、ツルハドラッグの商品が中国の消費者にも直接届けられる仕組みが整いました。これにより、安心して日本の商品を手に入れることができるようになっています。

行雲商事とツルハドラッグのコラボレーションは、特に重要な成功事例となりました。中国のテンセント社と連携することで、越境ECの実績が向上し、日本企業の中国市場でのブランド力を向上させることも期待されています。

行雲商事は2016年に設立され、日中貿易、システム開発、国際物流支援といった幅広いサービスを提供しています。本社は東京都中央区に位置し、グローバルな視点での事業展開を行っています。

行雲商事は、越境EC分野における豊富なノウハウをもとに、今後も多くの日本企業をサポートしていくとしています。新型コロナウイルスの影響を受けても、越境ECは新たなビジネスチャンスを生む可能性を秘めています。また、行雲商事の取り組みは、今後の越境ECトレンドにおいて重要な役割を果たすでしょう。