Alfresco、企業向け同期プラットフォーム「Alfresco One」を発表
本日、Alfrescoは企業向けの新しいエンタープライズコンテンツの同期プラットフォーム「Alfresco One」を正式に発表しました。このプラットフォームは、最新のクラウドテクノロジーと強力なエンタープライズコンテンツ管理(ECM)機能を融合させることで、企業内外でのコラボレーションを加速させることを目的としています。
「ドロップボックス問題」の解決
現在、多くの企業において、データが分散し、コラボレーションが非効率的になる「ドロップボックス問題」が発生しています。Alfresco Oneは、ファイアウォールを越え、社員が複数のデバイスから簡単に情報にアクセスし、社内外の関係者と生産的にコラボレーションできる環境を提供します。
セキュリティと柔軟性の両立
Alfresco Oneの一番の特徴は、情報のセキュリティを保持しつつ、業務の柔軟性を実現する点にあります。従来、ファイアウォール外でのコラボレーションは、外部システムへのアクセスや安全でないクラウドサービスを利用せざるを得ませんでした。しかし、Alfresco Oneは、社内秘のコンテンツを守るためのシームレスなエクスペリエンスを提供します。これにより、IT部門はクライアントとの安全なエクストラネットを実現することが可能になります。
ミレニアル世代と次世代への対応
IDCのMelissa Webster氏は、新しいソリューションが必要とされる背景をこう語ります。「ビジネスシーンでのクラウド利用の拡大と共に、ユーザーはセキュリティを意識しつつも、自由なコラボレーションが可能な環境を求めています。Alfresco Oneは、これに応える画期的なソリューションです。」
Alfrescoの新しいエンタープライズサブスクリプション
Alfresco Oneは、以下の機能を搭載しています:
1. Alfresco Enterprise: 社内の重要なコンテンツを統合的に管理するECMプラットフォーム。シンプルな文書管理から厳密な記録管理まで対応。
2. Alfresco Enterprise Cloud Network: セキュリティが確保されたSaaS型クラウドサービスで、外部の関係者と安全にコラボレーション。
3. Alfresco Enterprise Sync: オフィスでもクラウドでも、ドキュメントの最新の状態を同期できる業界初の技術。
4. Alfresco Mobile: 会社の重要情報に対し、任意のデバイスから安全にアクセス。
業界の変革を期待
AlfrescoのCEOであるJohn Powell氏は、現在の市場の状況に懸念を示しつつも、Alfresco Oneが企業ニーズに特化したソリューションであると自信を持って発表しています。「業界では消費者向けのニーズが優先され、企業の混沌としたコンテンツ管理が問題視されています。Alfresco Oneは、この状況を打破します。」
発表イベント
この革新的なプラットフォームの発表は、サンフランシスコで開催される毎年恒例のクラウドコンピューティングコンファレンスDreamforceに合わせて行われます。
Alfrescoについて
Alfrescoは、企業がコンテンツを効率的に管理し、安定したビジネスプロセスを支援するために設立された企業です。アメリカとロンドンにオフィスを構え、世界中で700万人以上のユーザーに利用されています。今日も多くの企業がAlfrescoの提供するソリューションで業務の効率化を図っています。
会社情報
- 会社名
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Alfresco Software Japan株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋兜町5-1Metlife 兜町ビル3階
- 電話番号
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03-5847-8249