夫婦間のお金の相談ラインと内緒買いの実態を探る
株式会社AZWAYが実施したアンケート調査では、夫婦の金銭管理に関する興味深い結果が得られました。この調査は、東京都新宿区に本社を構える同社が、夫婦やパートナー間の「お金の相談ライン(ボーダー)」と内緒買いの実態について配偶者やパートナーがいる20代から50代の男女、合計300人を対象に行ったものです。調査期間は2026年1月15日から1月19日までの5日間で、インターネットを通じた集計が行われました。
家計管理のスタイル
調査の結果、家計管理の形態として最も多かったのは「各自が自由に使う分と共同支出を分けている」というもので、全体の35.0%(105人)を占めました。次いで「どちらかが主に管理し、必要分を渡す」が30%(90人)と続き、完全に別財布での管理は19.3%(58人)、収入をすべて合算して管理するスタイルはわずか13.7%(41人)にとどまりました。これにより、全てを一緒に管理するよりも、各自の裁量を残しながら生活費を共同で支出するスタイルが主流であることが明らかになりました。
この調査からは、一部を個別に運用するスタイルが衝突を避けるために効果的であることが見受けられます。このような管理方法により、各パートナーの趣味や日用品においても理解し合いながら生活できる仕組みができていることが伺えます。
お金の相談ボーダー
次に、夫婦やパートナーが「いくらからお金の相談をするか」というボーダーについての結果が示されました。
最も多くの回答(28.7%)が「1万〜2万9,999円」となり、次いで「金額では決めていない(内容次第)」が20.3%という結果となりました。1万円台から相談が必要だと考える人が多い一方で、一定の金額に対しては内容の重要度によって判断する傾向も見られ、このテーマにおける複雑な心理が反映されています。
内緒買いの実態
さらに、調査では内緒買いの経験があると答えた割合が61.3%に達し、およそ6割の人が過去にパートナーに内緒で買い物をしたことがあるという結果が出ました。特に「何度もある」と回答した人は30.3%で、その中でも年に数回以上というパターンが少なくありません。内緒買いの最高額では最も多かった金額帯が「10万〜29万9,999円」とされ、意外にも高額な買い物も含まれていることが判明しました。
同じ回答者の中で、内緒買いのジャンルは「ファッション(23.9%)」と「美容(22.8%)」が主流であり、日常の満足感につながる出費が重視されていることが伺えます。加えて、内緒買いをする理由としては「自分の貯金/収入の範囲だから」が35.3%と一番多く、これは内心の自己判断を強く反映しています。
内緒買いの後日談
内緒買いの結末については、「まだバレていない」と回答した割合が45.7%を占める一方で、「自分から話した(後報告)」も22.3%あり、意外にも隠し通すことができた例が多いことに驚かされます。自由記述でのエピソードでは、明細や通帳の中でバレたという経験談や、逆に負担を明確にするために報告することで信頼関係を築いた例も散見されました。
まとめ
この調査結果から見えてくるのは、夫婦間のお金に関する悩みや苦労が現代の家庭にも潜在しているということです。内緒買いの傾向や相談ラインの数値は、近年のライフスタイルや価値観の変化に影響を与える大きなファクターとなっています。今後も、家計管理や内緒買いに対する意識がどのように変わっていくのか、注目が必要です。調査の詳細は株式会社AZWAYの公式サイトで確認することができます。