新たなアートの扉を開く「THE VISUAL」シリーズ
2025年7月24日、株式会社トゥーヴァージンズが発表する作品集シリーズ「THE VISUAL」は、2人の著名なイラストレーター、ルカ・ティエリと前田麦による新しい作品集が同時にリリースされます。これらの作品集は、それぞれが持つ独自の視点やスタイルを捉えた貴重な一冊です。
ルカ・ティエリ作品集「Synthesis」
まず紹介するのは、イタリア人イラストレーターのルカ・ティエリの作品集です。彼は、数多くの日本のアーティストとのコラボレーションを通じて、日本のポップカルチャーの中で独自の地位を確立しています。特に、サニーデイ・サービスのアルバム「いいね!」やNulbarichのキービジュアルを手掛けたことで広く知られるようになりました。
「Synthesis」は、2019年から2025年にかけて生み出された作品を集めた、彼にとって初の日本での作品集です。オリジナルのアート作品からクライアントワークに至るまで、さまざまな作品が収められているこの本は、彼の創作の過程を辿る「ロングインタビュー」も収録。ルカの多彩なスキルと、越境するポップアートの魅力を感じることができる内容となっています。
著者であるルカ・ティエリは、「作品集『Synthesis』を手に取ってくださった皆さん、ありがとうございます。私の作品を楽しんでもらえることが何よりもうれしい」と語り、読み手に向けた熱いメッセージを寄せています。
前田麦作品集「Eye of Fire」
次に、前田麦の作品集「Eye of Fire」が登場です。彼は、多様なメディアを用いて作品を発表するマルチアーティストで、特に「Eye of Fire」シリーズは、彼のキャリアの中でも特に力を入れているプロジェクトです。この作品集は、2020年から2025年までに展開された「Eye of Fire」シリーズのほぼ全点を網羅しています。
前田自身が「この作品集には、コロナ禍にSNSで発表した燃える目を持つ悪魔のキャラクターの作品がまとめられています。私にとって、描くことは自己表現の一環であり、その過程に楽しさを見いだしています」と述べており、創作の楽しさが詰まった内容となっています。特にモノクロスケッチやブループリントシリーズも含まれており、彼の独自の視点とデザイン感覚を楽しむことができます。
特别な一冊に仕上がった「THE VISUAL」シリーズ
この「THE VISUAL」シリーズは、両作品集ともに日英バイリンガルで作られており、日本と海外のアートファンにとっても魅力的な一冊となっているでしょう。アートの世界に新たな風を届けてくれる2人のアーティストによるこの作品集を通じて、視覚的な楽しみや新しいインスピレーションを得られることでしょう。
どちらの作品集も、発売日は2025年7月24日で、今から非常に楽しみですね。アートに興味がある方や、ルカ・ティエリ、前田麦の作品ファンにとっては必見の内容となることでしょう。