富岳風穴での創造的挑戦『Wizard of OP』
2022年3月9日、東京・六本木のANB Tokyoで実施される「Wizard of OP vol.000」では、独創的な映像作品の上映とライブパフォーマンスが行われます。この企画は、アーティスト小金沢健人が光を使った即興表現を探求するもので、鈴木ヒラク、内橋和久の3名が共演します。特に、洞窟絵画をテーマにした作品は、現代アートの新たな地平を切り開く試みとして注目されています。
イベントの背景と目的
今回のイベントは「記憶/記録とのセッション」をテーマにしており、光で描かれる線や絵は洞窟における消えゆくグラフィティともいえる存在です。アーティストたちは、富岳風穴という地下200mの環境で、無観客のパフォーマンスを行い、その様子を映像作品に仕上げました。この作品は、既存の表現方法を刷新し、まるで洞窟の壁に記されたかのようなアートのあり方を模索しています。
プログラムの詳細
イベントは2部構成で、上演は午前と午後の3回、それに加えて夜にはライブパフォーマンスが行われます。
1. 上映会
- - 映像作品タイトル: 「Wizard of OP - 富岳風穴 / Fugaku fuketsu - 」
- - 上映時間: 各回約70分
- - 出演: 小金沢健人、鈴木ヒラク、内橋和久
2. ライブパフォーマンス
- - イベントタイトル: Wizard of OP vol.000
- - 内容:
- 映像のダイジェスト上映
- アーティストによる鼎談
- 休憩後、ライブパフォーマンスを実施
アーティストプロフィール
小金沢健人
1974年生まれのビジュアルアーティストで、映像表現を中心に多彩なアプローチで作品を発表しています。彼の独特な視点は、国内外で高く評価されています。
鈴木ヒラク
ドローイングを基盤にしたアーティストであり、言葉との関係性を探求する彼の作品は、様々な形式で表現されています。特に、ドローイングにおいての革新的な試みで知られています。
内橋和久
音楽家であり、自身の活動を通じて即興音楽の魅力を広めることに貢献してきました。幅広い音楽シーンでの活動を通じ、彼の作品は常に新しい視点を提供します。
参加方法
参加はライブ配信と会場での観覧のいずれかが可能で、チケットはそれぞれのウェブサイトから購入できます。このイベントは、美術と音楽の境界を超えた特別な体験を提供すると期待されています。アートとの新しいインタラクションを求める方にとって、見逃せないイベントです。