藤沢市でエクボクロークの荷物預かりサービスをスタート！観光客に優しい新たな取り組み

藤沢市で始まる新たな荷物預かりサービス「ecbo cloak」

2024年11月25日、藤沢市において荷物預かりサービス「ecbo cloak（エクボクローク）」を提供するecbo株式会社と藤沢市、そして公益社団法人藤沢市観光協会が連携協定を締結しました。この取り組みは観光客の便宜を図るものであり、藤沢市特有の観光地をより楽しんでもらうためのものです。

魅力的な観光地藤沢市の現状

令和5年度、藤沢市へ訪れた観光客数は1,960万人に達し、記録的な訪問者数を誇ります。しかしながら、訪れる観光客が多い一方で、江の島など坂道や階段が多い観光地を楽しむためには、大型荷物を預ける場所が必要とされていました。ecboの調査によると、藤沢市内では現在、1日あたり約1,000個の荷物を預ける場所が不足していることが明らかになっており、特に藤沢駅・片瀬江ノ島駅・江ノ島駅・辻堂駅周辺ではこの問題が顕著です。観光客数の増加に伴い、今後も需要が高まることが予想されます。

期待される新たな取り組み

新たに締結された連携協定により、藤沢市は追加の投資を行わずに、地域の店舗や施設の遊休スペースを利用して荷物預かりサービスを提供することができます。この対応は「手ぶら観光」を可能にし、観光客が軽快に観光地を散策できる環境を工夫します。さらに、荷物預かりを通じて地元店舗への集客を促進し、地域経済の活性化にも寄与します。また、2025年12月には藤沢市観光協会にecbo cloakが導入される予定です。

具体的な連携内容

この協定に基づき、以下のような取り組みが行われます：

- 藤沢市は、公式ウェブサイトやSNS、観光冊子等を通じて「ecbo cloak」の周知を行い、店舗とのマッチングを図ります。
- 藤沢市観光協会は、観光公式サイトでの情報拡散や協会員向けの告知を行い、さらに「ecbo cloak」預かり店舗としての登録を促進します。
- ecboは、これらの取り組みを広報し、地域のプロモーションを支援、加盟検討店に対する説明会を開催します。

地域の主なecbo cloakパートナー店

藤沢市内における荷物預かりサービスは、以下の店舗で利用可能です：

ecbo cloakの特長

「ecbo cloak」は、スマートフォンを使い簡単に荷物を預けることができるサービスです。全国で1,000以上の店舗と提携し、2023年8月には初の海外展開として台湾でもサービスを開始しました。利用者は、アプリを通じて近くの荷物預かり可能な施設を探し、事前予約・決済することができます。また、荷物の紛失や破損に備えた保険が自動で付帯されており、非常に安心です。

料金プランについて

- SMALLプラン（バッグ）：500円/日

- 最大辺が45cm未満の荷物対象（リュックやハンドバッグなど）

- LARGEプラン（スーツケース）：800円～/日

- 最大辺が45cm以上の荷物対象（スーツケースやベビーカーなど）

詳しい料金プランやサービス内容については、公式サイトをご覧ください。

ecbo cloak公式サイト

新たな観光体験を提供する「ecbo cloak」が藤沢市に導入されることで、観光客はより快適に、手ぶらで懐かしい藤沢の魅力を存分に楽しむことができるでしょう。今後の展開に大いに期待が寄せられています。