深澤直人の新建材
2024-07-24 12:07:53

深澤直人が手がけた新たな建材『WO Timeless standard collection』の魅力とは

WO Timeless Standard Collectionの誕生秘話



株式会社ウッドワンが手がける新たな建材商品『WO Timeless standard collection』は、2024年5月に市場に登場します。この斬新なプロジェクトには、国際的なプロダクトデザイナーである深澤直人氏がディレクションを担当し、彼の独自の視点と経験が貴重な結実をもたらしました。ウッドワンは今回の開発過程を、運営するメディアKi-Mamaにおいて初めて詳しく紹介しています。

開発のスタート


今回のプロジェクトは、ウッドワンがニュージーランドの自社森林で管理している良質な原木を最大限に活用したいとの思いから始まりました。「スクラップアンドビルドではなく、長く愛されるスタンダードな建材を生み出したい」とのビジョンを掲げ、チームは新たな挑戦に取り組みました。

開発秘話の公開


Ki-Mamaでは、開発に関わった商品企画と製造の担当者が、初めてその背景や苦悩、想いを赤裸々に語ります。特に、幅30cmの1枚単板を使用した床材の基材調達の難しさについては、多くの情熱と労力が注がれたことを伺わせます。「建材は黒子だけど、黒子がよくないとリッチな空間はつくれない」という洞察は、空間デザインの根本を意識した深い言葉です。また、深澤氏が描いたラフスケッチも合わせて公開されることで、よりリアルに開発過程を感じることができます。

経年変化の美しさ


深澤氏は、木製建材の持つ特性や美しさについて、特に経年変化に重きを置いています。彼は「時が経つにつれ、色合いは変わり、傷や艶が生まれ、その奥深さが増していきます。これを劣化や汚れと捉えるのは誤解です」とコメントしています。この商品は、単なる建材でなく、家族と共に生活し、愛着を持てるアイテムとして位置づけられています。

具体的な商品の特徴


『WO Timeless standard collection』に含まれるニュージーパインⓇは、以前のシリーズに比べ、塗装時の黄色味を抑え、よりナチュラルな印象を与える仕上げです。経年変化を楽しむことができ、時間の経過と共にその魅力が増すシリーズとなっています。また、床暖房にも対応しており、快適な居住空間を提供します。

深澤直人氏のプロフィール


深澤直人氏は、1956年生まれで多摩美術大学を卒業後、国内外で数多くのデザインを手がける著名なプロダクトデザイナーです。彼の作品は人の想いを可視化する力強いデザインが特徴で、数多くの国際的な賞も受賞しています。彼の代表作には、無印良品の壁掛け式CDプレーヤーや、オーストラリアのアームチェアなどがあります。また、現在は多摩美術大学の教授としても活動しています。

最後に


ウッドワンの新商品『WO Timeless standard collection』は、深澤直人氏のデザインと独自の思想が凝縮された素晴らしい製品です。木の持つ特性を最大限に生かし、長く愛される建材として、これからの暮らしを豊かに彩ることでしょう。開発秘話も含め、ぜひKi-Mamaでその詳細をチェックしてみてください。

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開発秘話の詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。


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会社情報

会社名
株式会社ウッドワン
住所
広島県廿日市市木材港南1番1号
電話番号
0829-32-3333

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