シャンソンの魅力が詰まった「2025るたんフェスティバル」
宝塚歌劇団のOGたちが一堂に会し、シャンソンの楽曲を披露する一大イベント「2025るたんフェスティバル」が、2025年10月14日に開催される。1987年の初回以来、このフェスティバルは日本にシャンソンの魅力を広めた深緑夏代氏を中心に、宝塚OGたちがその精神を受け継いできた。
今公演では、数々の珠玉の名曲を生バンドによる演奏と共に楽しむことができる。シャンソンの奥深い魅力を伝えるこの特別なステージは、観客にとって忘れがたいひとときとなることだろう。
フェスティバルの概要
今回は、銀座ブロッサム中央会館ホールにて、午後4時から開場し、16時30分には開演予定。アクセスも便利で、新富町駅から徒歩1分、東銀座駅からも徒歩8分の距離だ。チケットはS席が8,800円、A席が6,600円(税込)で、一般販売は2025年8月5日から開始される。予定枚数に達し次第販売終了となるので、早めの購入が推奨される。
シャンソンの心を紡ぐ懐かしい思い出
シャンソン評論家の大野修平氏は、フェスティバルの開始からの思い出を語る。初回の会場は日比谷公会堂であり、技術的な課題であった照明や音響の機材運搬を手伝ったエピソードも紹介。「シャンソンは学問ではなく、楽しむものである」という深緑氏の言葉を胸に、楽しいステージ作りを心がけ続けていると述べている。
プロデューサーの思い
プロデューサーを務める愛耀子氏は、2025年の第39回目を祝うにあたり、深緑夏代氏から受け継いだシャンソンの真髄を伝え続ける意思を強く示している。幼少期に父と訪れたフェスティバルの記憶をもとに、観客に特別な体験を届けることが目標であると語る。
参加者の感想と期待
出演者の平みちは、シャンソンを通じて仲間と繋がる楽しさを語り、安寿ミラはこの機会に特別出演として参加できることへの感謝を述べた。シャンソンの世界は無限に広がっており、追い続けることが人生の一部であると感じているとのことだ。
このように「2025るたんフェスティバル」は、出演者たちが心を込めて歌い上げるステージを通じて、観客にはシャンソンの楽しさと奥深さを体験してもらえる機会となるだろう。魅力あふれるシャンソンと宝塚OGたちの華麗なパフォーマンスが、特別な秋の夜を演出する。ぜひ劇場に足を運んで、大人のための贅沢な時間を楽しもう。