ココボイス導入
2025-07-31 12:32:00

AI対話アプリ「ココボイス」PoCを共立コンピューターサービスで開始

AI対話アプリ「ココボイス」とは



株式会社アイティフォー(東京都千代田区)が開発したAI対話アプリ「ココボイス」が、この度株式会社大垣共立銀行のグループ会社である共立コンピューターサービス(岐阜県大垣市)で概念実証(PoC)を開始しました。この新しいアプリは、社員が匿名で意見を投稿でき、生成AIとの対話を通じて深い本音を引き出すことを目的としています。これにより、企業の経営陣はリアルな社員の声を知り、組織における問題点を早期に発見し改善に取り組むことが可能となります。

PoCの概要と実施内容



今年の5月19日から、一部の社員を対象に先行導入が開始され、6月からは全社員約300名にアプリが展開予定です。PoCの結果は、7月中旬以降にレポートとして提出される予定です。具体的な内容としては、アプリのインストールやオンボーディング説明会の実施、社員からの意見の投稿、そして生成AIとの対話が含まれます。AIが投稿内容を分析し、わかりやすいレポートを作成することで、本音に基づいた情報を経営陣に提供することが期待されています。

社員の声を活かす



「ココボイス」の最大の特徴は、その匿名性です。個人に特定される情報は一切収集されないため、社員は心理的なハードルを感じずに自由に意見を表現できます。この点が、日常の意見交換や対話における本音の引き出しを実現し、真正な改善ヒントを導き出す鍵となります。また、生成AIが組み込まれているため、単に意見を投稿するだけでなく、より深い対話を通じて多様な視点を引き出すことが目指されています。

組織改革の新たな扉を開く



このアプリは、従来の組織サーベイを一新し、社員自らの手で組織改革に参加できる仕組みを提供します。スマートフォンを起点に、日々の声を蓄積しAIが解析することで、企業の本当に取り組むべき課題が明らかになります。これにより、効果的な組織改革を促進し、社員のエンゲージメントの向上にも寄与するでしょう。

今後の展望



アイティフォーは、今回のPoCから得た知見を基に「ココボイス」の機能改良とユーザーエクスペリエンス(UX)の向上に努めていきます。特に生成AIとの対話機能のチューニングを進め、より自然なコミュニケーションが可能になるよう改善を続ける予定です。今後はさらに多くの企業と連携し、社員と経営の建設的なコミュニケーションをサポートする取り組みを拡大していく考えです。

このように「ココボイス」は、現代の職場に必要不可欠なツールとしての地位を確立しつつあり、社員が安心して本音を語れる環境を作り出します。株式会社アイティフォーは、今後も多様なニーズに応えるITサービスの提供を通じて、社会や企業の発展に寄与していきたいと考えています。


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会社情報

会社名
株式会社アイティフォー
住所
東京都千代田区一番町21一番町東急ビル 受付12階
電話番号
03-5275-7841

トピックス(IT)

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