SBI証券が提供する新たな米国高配当株ファンド
株式会社SBI証券(以下、SBI証券)は、2024年12月20日より「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」(愛称:S・米国高配当株式100)の運用を開始すると発表しました。このファンドは、米国株式の中でも高配当株に特化した投資信託で、実質的に「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」への投資を行います。
申込み件数が過去最大
新設された本ファンドは、設定直後の14日間で596.1億円以上の申し込みを集めました。これはネット証券専用ファンドとしては過去最大の金額であり、2024年に設定されたすべての追加型公募株式投資信託の中でも第2位にあたります。この成果は、多くの投資家からの信任を得た証とも言えるでしょう。
米国高配当株が狙う投資益
本ファンドの主な投資対象である「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」は、ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックスに連動したパフォーマンスを目指しています。具体的には、連続10年以上にわたり配当を支払っている米国株の中から選ばれた約100銘柄に投資します。これにより、配当収入の確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を追求します。
低信託報酬と積立購入の開始
SBI証券は、ファンドの商品性に加えて、競争力のある低実質信託報酬を実現しました。これにより、多くの資金が集まり、顧客にとって魅力的な選択肢となったと考えています。また、2024年12月20日からは積立購入も可能になり、投資家は長期的な資産形成を目的とした定期的な投資を行うことができるようになります。
顧客重視の姿勢
SBI証券は、この新しいファンドを通じて顧客中心主義を貫く姿勢を示しています。将来的には良質かつ低コストの金融商品を提供し、顧客の資産形成をサポートすることを目指しています。これにより、投資家は安心して資産運用に取り組むことができるでしょう。
まとめ
SBI証券が新たに設立した「SBI・S・米国高配当株式ファンド」は、米国の高配当株に投資する信託基金として注目されています。短期間での大きな申込み数や、低信託報酬、そして積立購入の開始は、これからの投資家にとって非常に魅力的な条件となるでしょう。今後の運用実績に期待が高まります。