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ミツテックが業界初の全方位型外観検査装置を発表

オプテックスグループ傘下のエンジニアリング事業会社、ミツテックが新たに開発した全方位型外観検査装置「Arm n'Eye（アーニー）」の正式発売を発表しました。この装置は多面にわたる多種多様な製品の検査を自動化するために設計されており、業界初の外観検査プラットフォームを採用しています。

Arm n'Eyeの特長

Arm n'Eyeは、電子機器、医療機器、産業機器のユニットなど、従来の目視検査から脱却し、外観検査の自動化とトレーサビリティの強化を実現することを目的としています。この装置が特に特化しているのは多品種・立体物・多面のASSY品検査です。これにより、品質管理の向上だけでなく、業務効率も大幅に向上します。

さらに、独自に開発された「R2T2（ラクラクティーチングツール）」を使うことで、検査対象の登録や設定作業の負担を軽減しました。このシステムを導入することで、従来の設定作業にかかる時間を95%以上削減。これにより、作業者は手間のかかる作業から解放されます。

効率化と自動化のメリット

外観検査の自動化が進むことにより、製造現場における人的エラーが減少し、より高品質な製品を一貫して提供することが可能になります。特に、様々な製品がラインを行き交う中で、多様な要求に応じて迅速に対応できる点が魅力的です。これまで時間と手間を要していた検査工程を効率化することで、全体の生産性を向上させ、コスト削減に寄与します。

展示会での初お披露目

新型外観検査装置Arm n'Eyeは、2022年10月26日から28日に開催される「名古屋オートモーティブワールド」にて初めて展示される予定です。展示会では、実際のデモ機を見ながら先行導入の事例やその導入効果について詳しく説明されます。さらに、各種目視検査工程の自動化についての相談も受け付けていますので、興味のある方はぜひ会場を訪れてみてください。

ミツテックの企業理念

ミツテック株式会社は、1987年の設立以来、自動車や電機業界の生産設備に対し、一貫した対応を行ってきました。『過酷な作業から人類を解放したい』というミッションのもと、製造現場の自動化分野での事業展開を強化しています。2021年にはオプテックスグループに参加し、異なる事業領域を超えたシナジー効果を最大化させるエンジニアリングハブ企業として期待されています。

本社は兵庫県淡路市に位置し、公式ウェブサイトも運営されています。興味のある方は、【公式ウェブサイト](https://www.mitsu-tec.com/)をご覧ください。

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