変化への対応力
2025-07-17 22:21:17

企業の変化に強くなるために必要な“文化”と“空気”の重要性

企業の変化に強くなるために必要な“文化”と“空気”の重要性



2025年7月16日、株式会社イマジナ(本社:東京都千代田区)の代表取締役社長である関野吉記氏が、高松青年会議所で「人の可能性の最大化」と「変化に強い組織のつくり方」について講演を行いました。今回の講演では、イマジナがこれまで全国2900社以上で支援してきた経験をもとに、制度が整っていても人が育たないという現象について具体的な事例を交えて解説しました。

講演の主題 - 外発的動機づけの限界



講演の中で注目されたのは、現代の企業に広がる「外発的動機づけ」がもたらす不都合な真実です。「怒られるからやる」「褒められるからやる」といった姿勢では、従業員の主体性は育たず、学びの機会を失ってしまいます。その結果として、AIに簡単に代替されるような人材が量産されてしまうのです。こうした状況では、変化に適応できる強靭な組織を作ることはできません。

イマジナが提唱するのは、人材の育成において必要なのは「自ら変わろうとする力」を見抜くことであり、それを育むことです。単に制度や評価に依存するのではなく、社員の成長意欲を引き出すための観察力や関係構築が重要だと語ります。指示に従うだけの人材ではなく、自ら思考し、学び、挑戦できる人を見出すことが組織にとって必須です。そうした人材が、組織の核となり未来を切り開いていくのです。

組織文化の重要性



イマジナでは、「仕組みで管理する組織」を目指すのではなく、「人の可能性に賭ける組織」を提唱しています。制度や仕組みは大切ですが、それが生きる文化がなければ意味を成しません。未来に残すべきは、完璧な制度ではなく、「変わろうとする人々」が生き生きと活躍できる風土です。こうした文化こそが、選ばれる組織を作ります。

今後の展望



イマジナは今後も、企業の内側からの変革を支援するインナーブランディングに力を入れ、変化に強く、挑戦し続ける組織作りに貢献していく所存です。これからの企業経営においては、外部環境の変化を柔軟に受け入れ、従業員同士の信頼関係を深めることが求められます。アプローチとしては、組織全体の文化を見直し、仮説を立てることで新たなアイデアを創出し続けることができるでしょう。

この講演を通じて、変化に強い組織づくりのためには、制度だけでなく、文化や日常に流れる“空気”に目を向け、従業員が主体的に行動できる環境を整えることが必要であると再認識しました。これからの企業は、制度に依存するのではなく、社員一人ひとりの意欲を引き出し、共に成長していく組織文化を育まなくてはなりません。


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会社情報

会社名
株式会社イマジナ
住所
東京都千代田区麹町3-5-2ビュレックス麹町
電話番号
03-3511-5525

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