つくばから全国へ:新しい英語教育支援プロジェクト
近年、日本の教育現場での英語学習に苦手意識を持つ子どもたちが増加しています。そんな中、「むすびつくばライズ学園」を運営する特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所は、教育の支援を行う新たなプロジェクトを発表しました。この取り組みの目的は、英語への苦手意識を持つ子どもたちへの支援を強化することです。
このプロジェクトは、英語が難しいと感じる子どもたちの心理的なハードルを下げることを目的にしています。具体的には「英単語なぞなぞ」というゲーム感覚で取り組むことのできる教材を提供します。この教材は、市内だけでなく、全国の子どもたちに無償で配信し、学びの楽しさを広めることを目指しています。
プロジェクトの実施背景
不登校やLD(学習上の困難)の子どもたちを支援し続けてきたリヴォルヴ学校教育研究所では、ここ数年特に英語教育の難化が原因とされる不登校の増加にも注目しています。文部科学省も語彙数の見直しを始める中、自然な流れでこの取り組みを実施することになりました。
この夏、三菱食品の助成を受けて始まったこのプロジェクトでは、子どもたちの苦手意識を軽減する新教材を開発。英語学習に前向きになれるよう支援し、楽しみながら学びを深められる環境を整えていく予定です。
主な教材と特徴
1. 英単語なぞなぞ
この教材は、英語に対する楽しさを感じられることを重視しています。ゲーム感覚で英単語に取り組めるため、興味を持たない子どもでも楽しく学ぶことが可能です。さらに、保護者や支援者が子どもにクイズを出題するという新しい視点も提供しています。
2. フォニックスの基礎
身近な単語を使った「気づき」を促す工夫がなされています。例えば、「tea」や「peach」といった言葉を通じて、子どもたちはフォニックスの基礎を自然と身につけることができます。
3. アハ体験
「アハ体験」を通じて、自ら学び取る力を育む内容になっています。書いて暗記するだけではなく、既知の単語を組み合わせたりして、自分で考えられる力を養います。
4. 毎日の配信
プロジェクトの教材は、8月31日までの毎平日、noteおよびInstagramで配信されます。英検5級から2級までの幅広いレベルの単語を提供し、全ての年齢層の学びをサポートします。
5. 無償教材の提供
このプロジェクトでは、さまざまな教材を無償で提供します。「はじめての英単語カレンダー」や「英単語練習シート」、また「英単語タイピングアプリ」などが学びの基盤となります。
さらに、全国の小中学校やフリースクールには、約1万部の「はじめての英単語カレンダー」を無償提供する予定です。これにより、すべての子どもたちが無条件に教育の恩恵を受けられるようになります。
計画の意義
このプロジェクトは、2000年からの学びの経験を基にしたもので、社会全体で共有されることを目指しています。リヴォルヴ学校教育研究所は、教育機関や保護者、さらには地域全体と連携し、この取り組みを通じて、未来の子どもたちにより良い学びの場を提供することを望んでいます。
教育の支援は一過性のものではなく、持続的なものとして捉えられなければなりません。子どもたちが自信を持って英語に向き合えるよう、今回のプロジェクトがその一助となることを期待します。