多彩な記憶の冒険を描く！田名並圭一の大回顧展とシンポジウム開催

田名並圭一の特別展とシンポジウムが開催

2024年9月14日、東京国立近代美術館にて、国際的に著名なアーティスト田名並圭一の大回顧展「記憶の冒険」に合わせたシンポジウムが行われます。このイベントは、彼の60年以上に渡る創作の旅路を見守り研究してきた専門家たちが集まり、その崇高な芸術を再考する機会となります。

大回顧展「記憶の冒険」

大回顧展では、田名並圭一の色鮮やかで記憶に残る作品が展示されます。彼の作品は、戦後のアメリカポップ文化や、第二次世界大戦の子供時代の思い出を大胆に反映したものです。約60年にわたる彼の仕事の全貌を明らかにするこの展覧会は、「記憶」というテーマで構成されており、過去数十年のアーカイブ資料も含まれ、観客は彼の創造的な発展を体験できます。

シンポジウムの詳細

シンポジウムには、著名なアートヒストリアンである池上裕子氏や、田名並氏のもとで学んだアーティストの田村美惠氏、田名並氏に関する短編小説を発表した作家の朝吹真理子氏、オンラインで参加するライデン大学の研究者ジュリアン・ロス氏がパネリストとして登壇します。これにより、田名並圭一の多面的な活動が取り上げられ、再評価が進められることでしょう。

参加情報

シンポジウムの参加は無料で、田名並圭一の展覧会のチケットを持っている方は入場できます。定員は240名で、先着順で番号付きのチケットが配布されます。観覧者は、13時30分から入場が可能で、14時から17時のセッションが行われます。15分間の休憩も挟むことで、参加者の皆さんが快適に過ごせるよう配慮されています。