タカギ北九州 Water Waveの新体制について
福岡県北九州市を拠点にする女子ソフトボールチーム、タカギ北九州 Water Waveが2025シーズンに新たな体制を整え、挑戦の歴史を新たに刻もうとしています。このチームは、九州で唯一のニトリJD.LEAGUE参加チームであり、地域住民やファンにとっても重要な存在です。
新監督とコーチ陣の紹介
このたび、タカギ北九州は新たに洲鎌夏子氏を監督に迎えました。洲鎌氏は、2016年と2018年の世界女子ソフトボール選手権に出場し、銀メダル獲得に貢献した実力派選手です。また、ヘッドコーチには、オリンピック金メダリストの廣瀬芽氏が就任し、バッテリーコーチには岡村奈々氏が加わることとなりました。彼らは共にチームの成長を促すために努力する意欲に満ちています。
新加入選手と期待される役割
2025シーズンには新たに外国人投手を含む3名の選手がチームに加入します。これにより、タカギ北九州は総勢10名のスタッフと18名の選手という新体制で臨むこととなります。獲得した新戦力たちがどのようにチームの成長を助けるか、非常に注目されるところです。
- - ブルック・ヨネズ(投手): オレゴン大学とカリフォルニア大学での経験を持つ投手。
- - 橋崎芽依奈(捕手): 星野高から東京女子体育大へ進学した有望な捕手。
- - 大須賀穂香(内野手): 都立保谷高校から淑徳大学へ進学した若手内野手。
これらの新戦力は、昨シーズンの成績が8勝21敗という厳しいものであっただけに、チームに大きな影響を与えることでしょう。
チームの理念と目標
タカギ北九州は、チームの目標として「プレーオフ進出」を掲げています。各選手一人ひとりの能力を最大限に引き出し、全国の強豪と渡り合うために全力を尽くします。また、地域の方々にも感動を届けるプレーを提供することを目指しています。
開幕戦情報
2025シーズンの始まりを告げる開幕戦は、4月12日と13日に滋賀県甲賀市の甲賀市民スタジアムで行われます。初戦の相手はトヨタレッドテリアーズと東海理化チェリーブロッサムです。チケットは公式サイトから購入可能で、多くのファンの応援が期待されます。
タカギ北九州の歴史
タカギ北九州 Water Waveは、2017年に創部され、前身は1969年に設立された女子ソフトボールチームでした。クラブチームとしては2012年に解散したものの、2017年にタカギの企業チームとして再始動し、現在に至ります。2022年からはニトリJD.LEAGUEに参戦し、地域を代表するチームとしての存在感を強めています。
タカギ北九州 Water Waveは今後もさらなる成長を続け、九州の誇りとして活躍し続けることでしょう。すべてのファンの応援を力に、挑戦を続けるこのチームに期待が寄せられています。