WineBank、シリーズAで資金調達を実施
株式会社WineBank(東京都港区、代表取締役 中野邦人)は、シリーズAラウンドにおいて総額3.6億円超の資金を調達しました。この資金調達には、マネーフォワードベンチャーパートナーズが運営するHIRAC FUND2号投資事業有限責任組合からの1.6億円超の第三者割当増資と、みずほ銀行による2億円のプロジェクトファイナンス枠が含まれています。これにより、WineBankの累計調達金額は約7.2億円となりました。
資金調達の目的と背景
ファインワインの分野では、流通の追跡が難しく、保管状況に左右されること、高額かつ希少なために不当な価格高騰も起こりやすいという課題があります。これにより、良質なワインが愛好家に届きにくくなっています。WineBankは「既存のワイン流通をアップデートする」をミッションに掲げ、革新的なオンラインサービスと55年の酒販実績を基に、これらの課題の解決に取り組んでいます。
2022年には、クラウドベースでワインの一元管理ができるオンラインサービス『WineBank』を開始し、2025年にはオークションの信頼性とフリーマーケットの手軽さを融合させた『WineBankマーケットプレイス』のリリースを予定しています。このプラットフォームではワインの売買や管理が一括で行えるようになります。
投資家たちの期待と実績
最近、特にワインの資産価値に対する関心が高まってきています。WineBankによるサービスを通じて、正規品ワインの購入から一元管理、さらには売却までがオンラインで簡単に行えるため、ワインの資産運用が誰でも手軽に始められます。購入したワインは自宅に配送されるため、利用者はワインの熟成を楽しみながら、嗜好品としても資産としても楽しむことができます。
ビジネスモデルと事業内容
WineBankは現在、WineTech事業、レストラン・卸売事業、メンバーシップクラブ事業、EC・小売事業の4つの主要ビジネスを展開しています。オンラインサービスを提供するWineTech事業は特に重要で、正規品ワインの適正価格での売買を実現しています。さらに、顧客のニーズに応じた投資プランも用意しています。
また、2025年には会員制クラブ『WineBank CLUB』を立ち上げ、ワイン愛好家への特典や経験を提供することを目指しています。既存の酒販事業に加えて、新しいオンライン事業の融合によって、ワイン業界に新たな流通基盤を構築します。
将来的な展望
今回の資金調達によって、WineBankはワインの仕入れ強化や事業拡大を図ります。最終的には、総保有金額100億円を目指し、それが国内におけるワイン保有の最大規模となる見込みです。また、WineBankは、既存のワイン流通をアップデートするために、ワインと人、そして革新的な流通システムを組み合わせていく考えです。
投資家の声
マネーフォワードベンチャーパートナーズの岡田康司パートナーは、「老舗グランメゾン「アピシウス」の引き受けや、1本からのCtoCファインワイン取引可能なマーケットプレイスのリリースなど、事業の進捗が目覚ましい」と評しています。今後もWineBankのサービス拡大に向けた支援を行い、共に成長していく意向を示しました。
WineBankについて
株式会社WineBankは、1970年に設立され、55年の歴史を持つ札幌の酒販店を母体にしています。「全ての人にファインワインを」が企業のビジョンであり、ワイン業界における新たな流通と投資の楽しさを実現することを目指しています。