動物への愛護精神が問われる!市民シンポジウム「動物虐待動画にNOを!」
2025年12月7日(日)、神戸市中心部のステージフェリシモにて、特定非営利活動法人どうぶつ弁護団主催の市民シンポジウム「動物虐待動画にNOを!」が実施されます。動物虐待に関連する動画がYouTube等に投稿されるたびに、心を痛める人々が増えています。この現象を受け、シンポジウムでは法規制やそれに伴う課題について専門家たちが集まり、意見を交わす場を設けます。
動物虐待動画の現状
最近、どうぶつ弁護団には動物虐待動画に関する情報が多く寄せられています。寄せられた報告のうち約30%は、「YouTubeなどで見かけた動物虐待動画」に関するもので、悲惨な状況に心を痛めたという声も少なくありません。こういった動画を見た人々は、見たくはなかったが、情報が目に入ってしまったということにショックを受けています。このような現状を踏まえ、シンポジウムを通じて問題意識を高め、具体的な解決策を探るための場としたいと考えています。
シンポジウムのプログラム
シンポジウムは以下のプログラムで構成されます。
1. 活動報告
「活動報告及び動物虐待動画に関する問題提起」
報告者:立花隆介(特非どうぶつ弁護団理事)
2. 講演Ⅰ
「動物虐待動画規制の必要性及び規制手段」
講師:竹村公利先生(弁護士)
3. 講演Ⅱ
「動物虐待動画禁止の実現に向けた法の課題ー海外との比較を踏まえてー」
講師:牧野高志先生(平成国際大学法学部教授)
4. ディスカッション
登壇者:竹村公利先生、牧野高志先生、細川敦史(特非どうぶつ弁護団理事長)
登壇者のプロフィール
竹村公利氏は、東京大学法学部を卒業後、米国の法科大学院を修了。国際的な法律事務所での経験を経て自ら事務所を開設しました。動物の人権問題に対しても深い知識と理解があります。
牧野高志教授は、動物法学の権威として知られ、大学での教育活動を通じて多くの学生に法の重要性を伝えています。
シンポジウムの詳細
開催日時
2025年12月7日(日)13:00~15:30(開場12:30)
開催場所
StageFelissimo(神戸市中央区新港町7-1)
交通アクセス
参加方法
事前申込制(定員200名)
参加を希望される方は、
こちらのリンクからお申込みください。事前のお申込みがない場合、当日会場でも参加できないことがあります。
参加費
無料。録画配信については、後日、賛助会員様向けに案内される予定です。
申込締切
2025年12月5日(金)
定員に達し次第、受け付けを締切ります。
フェリシモ「猫部」ブースも登場
シンポジウムでは、フェリシモ「猫部」のブースも設置され、新作グッズや最新カタログを展示します。カタログは持ち帰ることができますが、会場でのグッズ購入はできません。
終わりに
このシンポジウムは、動物に優しい社会の実現に向けた一歩とするための重要な機会です。この話題に興味のある方は、ぜひ参加してみてください。