カルビー、広島に新しい工場をオープン！未来の食品製造を目指す

カルビーが新たな工場「せとうち広島工場」を開設

2025年4月21日、カルビー株式会社は広島市佐伯区にある「せとうち広島工場」の竣工式を盛大に執り行いました。この工場は、同社が国内で約19年ぶりに新設した施設であり、カルビーの創業地である広島に位置しています。

「せとうち広島工場」の概要

この新工場は、広島県と締結した立地協定に基づき、2020年5月に計画が始まり、2023年4月に工事がスタートしました。そして、2025年1月に正式に操業を開始しています。「人と地球の笑顔をつくりだす、未来を形にする工場」というコンセプトのもと、環境への配慮と効率性の両立を視野に入れた最新設備が整っています。

敷地面積は100,010㎡、延床面積は55,263㎡で、主にポテトチップスや堅あげポテト、Jagabee、サッポロポテトなどを製造します。生産能力は年間約280億円とされ、約280名の従業員が2025年4月に勤務する予定です。

持続可能な製造を目指して

カルビーの社長である江原信氏は、「次世代標準となる最新鋭マザー工場を目指す」と述べており、デジタルトランスフォーメーション（DX）や環境に配慮した設備を積極的に導入しています。これにより、生産効率を最大限に引き上げる一方で、環境負荷を最小限に抑えることを目指しています。

地元への感謝と未来への意気込み

江原社長は、竣工式において「関係者や地元の皆様に心から感謝します」と語り、広島から発信する未来の形についても触れました。「これからも地元に愛される工場を目指してまいります」との言葉には、地域との結びつきを大切にする姿勢が感じられます。

竣工記念商品の計画

新たな工場の設立に伴い、今夏には「せとうち広島工場」の竣工記念商品が発表される予定です。どのような商品が登場するのか、消費者の期待が高まります。

まとめ

カルビーの「せとうち広島工場」は、先進的な技術を駆使し、環境配慮を念頭に置いた製造を実現するために設立されました。広島という地で新たに誕生したこの工場は、未来の食品製造における重要な一歩であり、地域とのつながりを大切にしながら、次世代へと繋がる成長を続けていくことでしょう。これからの展開に目が離せません。