Port社、アーティストのデジタルコンテンツをカードで提供する新サービスMediaportを発表

Port社が新たに提供するMediaportの魅力

エンタメテック事業を展開するPort株式会社（東京都渋谷区）は、アーティストの作品をカードで届ける新サービス「Mediaport（メディアポート）」のローンチを発表しました。このサービスは、音楽や映像、写真集といったデジタルコンテンツを、特別感のあるカード形式で提供するという革新的な試みです。

背景とサービスの必要性

従来、CDアルバムやフィジカルの写真集は、その特別さによってファンに愛されてきました。しかし、制作や流通にかかるコストが高いのが問題で、アーティストにとっては継続的な活動が難しい要因にもなっていました。また、デジタルコンテンツの提供は便利でありながらも、所有感やコレクションの楽しみが薄れてしまうという課題も存在します。

Mediaportは、これらの課題を解決するために生まれました。アーティストがデジタルコンテンツを簡単に販売できる環境を提供し、ファンには特別なカードを介して作品を手に入れる喜びを体験してもらえる、新しい形のエンターテインメントを実現しています。

Mediaportの機能と使い方

「Small Card, BIG CONNECTION」をテーマにしたMediaportのカードは、QRコードが付いていて、ファンはそのコードを読み取ることで簡単に音源や映像、写真などのデジタルコンテンツにアクセスできる仕組みになっています。

カードの制作

アーティストは、自身のカードのデザインやバリエーションを自由に設定可能です。これにより、個性を反映した独自のカードを作成し、その魅力をファンに伝えることができます。

カード販売の幅広い展開

Mediaportのカードは、物販やECサイト、さらにイベント会場など、様々な場所で販売される予定です。この販売の自由度は、アーティストがファンとのつながりを深める新たなツールとして、大きな期待を寄せられています。

デジタルコンテンツの取得

ファンがカードの裏面に印刷されたQRコードをスキャンすれば、自宅や外出先で簡単にデジタルコンテンツを取得・再生できる点も大きな魅力です。さらに、Mediaportを通じてダウンロードされる楽曲は、Billboardチャートにもしっかりと反映される仕様になっています。

今後の展開とビジョン

Mediaportは、今後もアーティストがデジタル時代において作品を形として届けられるよう支援する新しいプラットフォームとして、音楽、映像、写真集、ライブなど、広範なエンタメ領域への展開を進めていきます。アーティストやクリエイターが自由に自己表現できる場を提供し、ファンがより深くつながれる体験を生み出すことで、次世代のコンテンツフォーマットとしての発展を目指します。