楽譜制作ソフト「Dorico」に向けて特別にデザインされた音楽フォント「Chaconne Ex」が、2024年10月31日より販売を開始しました。この新しいフォントは、日本国内の楽譜出版における標準的な音楽記号デザインを踏襲しつつ、国際基準のSMuFL(Standard Music Font Layout)に対応しており、国内外の音楽制作者にとって使いやすさを兼ね備えています。
「Chaconne Ex」は、以前から多くの音楽出版物で使用されているフォント「Chaconne」の優れた要素を継承していますが、視覚的なデザインや記号についても国際基準に対応し、打楽器のハーフオープンやコーダマークなど、さまざまな音楽記号のデザインが日本独自の要素を取り入れた仕上がりになっています。そのため、国内の楽譜を制作する際にも自然に馴染むデザインになっています。
特に、SMuFLに適合していることで、Doricoをはじめとした多くの楽譜作成ソフトウェアにおいて「Chaconne Ex」を利用することができ、楽譜のクオリティを最大限に引き出せるようになっています。新しいフォントを活用することで、音楽制作者は作品の魅力を視覚的にも引き立てることができます。
また、株式会社ストーンシステムは、Doricoユーザーに向けて「Chaconne Ex」の使い方に関する詳細なガイドやライブラリファイルもサポートサイトで提供する予定です。これにより、ユーザーが新しいフォントをすぐに利用できるよう配慮されています。
期間限定特典として、発売を記念し2024年12月1日までの間、30%オフの特別価格で提供しています。音楽制作をより楽しく、便利にするためのこの新しいフォントは、ストーンシステムのオンラインストアにてダウンロード販売されており、取り扱いストアも拡大予定です。
主な仕様としては、OpenType Font(OTF)形式で提供され、対応OSとしてはMacとWindowsが含まれています。また、Finale 27などの他のSMuFL対応ソフトウェアでも使用可能です。ライセンスは、一台のコンピューターでのみ使用できるため、使用上の安心感もあります。音楽制作者にとって、まさに待望のアイテムと言えるでしょう。
音楽フォント「Chaconne Ex」の購入や詳細情報は、公式サイト(
こちら)からご覧いただけます。これからの音楽制作に、ぜひ「Chaconne Ex」を取り入れてみてはいかがでしょうか。