兼松とCimory、インドネシアでのGX推進に向けた覚書を締結
2024年9月11日、兼松株式会社(以下、兼松)とインドネシアのCimoryグループ(以下、Cimory)は、インドネシア・ジャカルタにてGX(グリーントランスフォーメーション)の共同推進を目的とする覚書を締結しました。
ブランドの歴史と関係性の構築
両者のビジネス関係は2012年に遡ります。食品加工やセントラルキッチン事業を手掛けるPT. Kanemory Food Serviceを共同設立したことから始まりました。その後も関係は深まり、2021年にはCimoryのインドネシア証券取引所への上場時、兼松が新株発行に参加しました。こうした関係性を基盤に、GXへの取り組みがスタートします。
インドネシア政府のカーボンニュートラル目標
インドネシア政府は2021年に「2050年までの低炭素及び気候変動への適応に関する長期戦略」を掲げ、2060年までのカーボンニュートラルを目指しています。これに応じ、兼松とCimoryは持続可能な発展を見据えた取り組みを進めていく意向を示しています。
具体的な取り組み内容
今後の取り組みとして、兼松は得意とするGX商材やノウハウを活かし、再生可能エネルギーの導入、省エネ対策、燃料消費削減システムの導入などをCimoryに提供する計画です。これらの施策は、両社の協力によって実現を目指します。
Cimoryの企業概要
Cimoryは、インドネシアにおける食品製造リーディングカンパニーであり、乳製品や畜肉加工品、ソース類などを幅広く製造しています。傘下には4つの主力工場を保有しており、地域に根ざした食品業態を展開中です。
企業の代表者のコメント
Cimoryのフェアレル・スータンティオCEOは、「インドネシア経済の発展に伴い、食品業界でのクリーンエネルギー導入は必須であり、我々の責務だと考えています。今回の覚書により、兼松との強固な関係でCO₂削減に貢献していく所存です」と述べています。
一方、兼松の代表取締役社長、宮部佳也は、「CimoryとのGX推進に関する覚書を締結できたことは大きな喜びであり、これがインドネシアでのカーボンニュートラル社会の実現に貢献することを期待しています」と語りました。
お問い合わせ先
この取り組みに関する詳細な情報は、兼松株式会社の広報室にお問い合わせください。電話番号は03-6747-5000です。また、詳しい情報は
公式サイトを参照してください。