ひと花センターが11年の実績を報告するシンポジウムを大阪で開催

ひと花センター11周年記念シンポジウムのご案内

2024年9月27日（金）、大阪市西成区のサービスハブ西成にて、認定NPO法人釜ヶ崎支援機構が主催する「ひと花11年記念シンポジウム」が開催されます。このイベントは、日本全体で深刻化する「孤独・孤立」の問題に焦点を当て、11年間の取り組みとその成果を振り返るもので、多くの人々に知識と支援の輪を広げることを目的としています。

イベントの背景

大阪市の西成特区構想によりスタートした「西成区単身高齢生活保護受給者の社会的つながりづくり事業」は、釜ヶ崎支援機構によって11年前に始まりました。この事業は、単身の高齢者と地域社会とのつながりを強化し、孤独を緩和する具体的な取り組みを進めてきました。近年、日本全国で孤独や孤立の問題が深刻化している中で、これらの取り組みがどういった成果を上げているのか、多くの方に知ってもらう必要があります。

シンポジウムのプログラム

ワークショップ

シンポジウムの一環として、孤独や孤立をつながりに変えるためのワークショップが行われます。このワークショップは上田假奈代氏（NPO法人こえとこころとことばの部屋代表理事）が担当し、参加者同士で持ち寄った経験や考えをもとに、交流を深める機会となるでしょう。

トークセッション

トークセッションでは、孤独・孤立対策や生活困窮者支援に関する専門家が集まり、貴重な知見を共有します。司会を務めるのは関西学院大学の白波瀬達也教授で、トーカーには認定NPO法人自立生活サポートセンターもやいの理事長大西連氏や、大阪公立大学大学院の嵯峨嘉子准教授が参加します。これにより、現状の問題点や今後の対策について多角的な視点で議論される予定です。