ＴＢＳテレビが手掛けたAI技術を活用した文字起こしツール「もじこ」の販売開始

文字起こし革命！「もじこ」が業界を変える

最近、ＴＢＳテレビが独自に開発したAI音声認識技術を活用した「もじこ」という新しい文字起こしエディタが、吉積情報によって販売開始されました。このツールは、音声や動画の素材を効率的にテキスト化することで、従来の作業負担を大幅に軽減することを目指しています。

「もじこ」とは？

「もじこ」は、ＴＢＳテレビが作り上げた画期的なサービスです。テレビやラジオ業界では、毎日のように膨大な文字起こし作業が発生しますが、従来は時間と労力が掛かる作業でした。そこで「もじこ」は、最新のAI音声認識エンジンを駆使することで、自動的にテキスト化し、その後の人手による修正も簡単に行える仕組みを提供しています。

特徴的なポイント

効率的な文字起こし

「もじこ」は、音声認識エンジンの力と人間の修正力をうまく組み合わせて、高速かつ高精度な文字起こしを実現しています。特に、長時間の録音や録画データにおいても、テキスト化の進行状況に合わせて、必要な部分だけをピックアップして修正できるため、無駄な時間を省くことが可能です。

複数言語への対応

驚くべきことに、「もじこ」は世界の125以上の言語に対応しており、中でも日本語には特に特化した機能を備えています。ユーザーは、Google Cloud Speech to Text APIと日本語専用のAmiVoiceから、自分のニーズに合った音声認識エンジンを選択できるため、幅広いシナリオでの利用が促進されます。

労働時間の削減

なんと、実際にＴＢＳテレビでの利用実績を基にした検証によれば、従来の人力文字起こしの作業では、録音素材の長さの6倍から10倍の時間を要するところ、「もじこ」を活用することで、それを約3分の1に削減できると言われています。これによって、業界の作業効率は飛躍的に向上すると期待されています。

「もじこ」の受賞歴

この技術的な革新性が評価され、もじこは以下のような受賞歴を誇ります。

- 2019年日本民間放送連盟賞技術部門「優秀賞」
- 第47回映像情報メディア学会現場運用部門「進歩開発賞」
- 第73回日本映画テレビ技術協会「技術開発賞」

これに加えて、特許や商標も取得しており、業界での地位を確立していることが伺えます。

セミナーの開催

「もじこ」の販売開始を記念して、セミナーも行われる予定です。詳細情報や申し込みについては、公式サイトで確認できます。興味のある方はぜひ参加してみてください。

「もじこ」の公式サイト: https://mojiko.ai こちらからも詳細情報やセミナー情報が確認可能です。

このように、「もじこ」は業界に新たな風を吹き込み、効率的かつ高精度な作業が可能にする一助となるでしょう。