ウィンスペースのホイールブランド「Lun」から新たな革新
ウィンスペースは、自転車業界における革新的な技術を提供するブランド「Lun」を展開しており、最新のホイールシリーズ「Kronos」を発表しました。この新しいホイールシリーズはタイムトライアルやトラックレースを対象にしており、スピードとパフォーマンスを極めるライダーたちのニーズに応えるために設計されています。
新ホイール「Kronos」シリーズの特長
Kronosシリーズには主に「Kronos Disc」と「Kronos Tri-Spoke」の二つのモデルがあります。
- - Kronos Disc: 税込価格249,800円
- - Kronos Tri-Spoke: 税込価格209,800円
これらのホイールは、受注開始が2023年3月28日からで、全国のウィンスペース正規ディーラーおよびオンラインストアで手に入ります。商品の納期は2023年5月末以降が予定されております。
先進的な技術による軽量設計
Kronosホイールは、その高いパフォーマンスを実現するために、特別に設計された軽量構造を採用しています。フロントホイールは790g、リアホイールは無塗装970gと、長時間のライディングでも疲れにくい設計がされているため、ライダーに快適な走行を提供します。
一体型構造による高剛性
このシリーズの最大の特長は、一体型構造による高剛性と反応性です。これにより、ライダーの動きに素早く反応し、瞬時の状況変化にも対応可能です。結果的に、パフォーマンスが向上し、レースでの競争力が高まります。
精密な横振れ精度
Kronosホイールは、横振れ精度が0.3mm未満という高いレベルに達しています。この精密な設計は、高速走行時の安定性を大幅に向上させ、ライダーが意のままに操ることを可能にします。特に競技中のコーナリングや急加速時に強い安定性を発揮します。
チタンラチェットギアの搭載
さらに、Kronosシリーズでは耐久性と軽さを兼ね備えたチタンラチェットギアがハブに採用されています。これにより、ホイール全体の強度が向上し、長期間にわたって安定したパフォーマンスを維持します。
チューブレスタイヤ対応
また、Kronosホイールはチューブレスタイヤにも対応可能で、スポークホールがないことで空気抵抗を軽減し、さらに速さを追求するライダーにとって理想的な選択肢となっています。
WINSPACEの歴史と技術
ウィンスペースは、2008年に日本の大阪で設立され、以来、中国を代表するロードバイクメーカーとして成長を続けています。当初は、競輪界での使用を想定したNJS認定フレームを提供しており、日本の競技者との協力によって高い技術力を築いてきました。現在は中国福建省厦門に本社を構え、設計から製造、組立てに至るまで一貫したプロセスを実現しています。
今後、2024年には中国ブランドとして初めてグランツールに出場することが予定されており、UCIワールドツアーや世界選手権、オリンピックなどの舞台でその技術が試されることになります。自転車業界の最前線で注目を集めているウィンスペースの技術力に、ぜひご期待ください。
Kronosシリーズは、ただ速さを求めるだけでなく、ライダーの限界を超えたパフォーマンスを引き出すために設計されています。このホイールによって、より多くのライダーが競技の場でその実力を発揮できることでしょう。