データ活用とAI戦略
2026-02-25 14:43:33

パナソニック コネクトが消防業界に提言するデータ活用戦略とAI技術

パナソニック コネクトが消防業界に提言するデータ活用戦略とAI技術



2023年2月19日、Snowflake合同会社はパナソニック コネクト株式会社のデータ戦略に関する説明会を開催しました。このイベントでは、パナソニック コネクトのデータマネジメント課に所属する渡邉 勇太氏が登壇し、同社がどのようにSnowflakeのプラットフォームを活用しているかについて具体的な成功事例を交えて解説しました。そして、同社のデータ戦略の重要なポイントや成果についても詳しく紹介しました。

取り組みの背景と課題



まず、Snowflake製造営業本部の武市 憲司氏が、製造業界が抱える現状に触れ、特に労働力不足やノウハウの属人化といった課題を挙げました。彼は、顧客に対する提言として「クラウドを活用したデータサイロの解消」と「生成AI・機械学習によるイノベーション推進」が重要であると強調しました。これにより、データの分断を解消し、意味のある情報を生み出すことが可能だと述べています。

データ戦略の三つの変革



渡邉氏が説明したように、パナソニック コネクトは2017年以降、「カルチャー&マインド改革」「ビジネス改革」「事業立地改革」の3つの階層から成るデータ戦略を進めています。特に、カルチャー&マインド改革を基盤として、AIやデータをIT施策にとどまらず、経営戦略の一部として位置づけています。これは、企業文化の変革を通じてデータ活用の促進を目指しているためです。

Snowflakeを中心としたデータ基盤



パナソニック コネクトのデータ戦略は、Snowflakeをデータ基盤の中心に据えることで、Tableau CloudやPower BI PremiumといったBIツールを標準化し、流通するデータの処理を行っています。また、StreamlitやCortex AIを組み合わせることで、さらにデータ分析や機械学習を効率化しています。これにより、より効果的なデータ活用が可能となっているのです。

成功事例の紹介



渡邉氏は、具体的なAIエージェントの活用事例を2つ紹介しました。一つ目は「お客様満足度調査の高度化」です。年に一度行うこの調査では、膨大な自由記述コメントをSnowflakeとCortex AI、Streamlitを用いて要約・カテゴリ分けを自動化しました。これにより、従来の手作業に比べて作業時間を約90%短縮することに成功しました。

二つ目は「図面・設計仕様の照合業務の高度化」です。こちらでは、AIエージェントを用いてPDFなどの非構造化データからテキストを抽出し、構造化することで作業の半自動化を実現しました。この成果によって、作業時間が80%〜97%削減されたと渡邉氏は報告しました。

データドリブン文化の育成



最後に、渡邉氏はデータに基づく文化の醸成についても言及しました。その中で「魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教える」という言葉を例にあげ、IT部門が現場で伴走支援を行っていることを解説しました。また、社外コミュニティとの連携も大切にしており、Snowflakeのユーザーコミュニティ「SnowVillage」において製造・自動車ユーザー会を設立し、情報交換や知識共有を促進しています。

こうした活動により、企業全体でデータ活用が進んでおり、ITとビジネスの境界を超えた真のデータドリブン文化の育成を目指していることが強調されました。

まとめ



パナソニック コネクトの取り組みは、企業がデータを利活用していくためのモデルケースとして注目されています。Snowflakeを通じて、データとAIの活用が多くの業界で進化していることが明らかになりました。今後も両社の連携により、さらなるデータ活用の進展が期待されます。


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会社情報

会社名
Snowflake合同会社
住所
東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア39階
電話番号

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