クレーンゲームで楽しむ、絶滅危惧種保護プロジェクト
株式会社タイトーが3月3日、世界野生動物の日に合わせて、社会貢献を意識した新たな取り組みを開始しました。タイトーと電通デジタルが共同で企画した「すくってすくうPROJECT」は、オンラインクレーンゲーム「タイトーオンラインクレーン(タイクレ)」を通じて絶滅危惧種の保全活動を支援するものです。プレイヤーの皆さんは、ゲームを楽しむことで自然保護に寄付ができるのです。
プロジェクトの背景
「すくってすくうPROJECT」は、絶滅の危機に瀕している生物の保護と、寄付文化の促進を目指しています。寄付に対する心理的ハードルや機会の少なさに対処するため、オンライン上で手軽に参加できるエンターテインメントとして、クレーンゲームを選びました。これにより、どこでも好きな時間に参加できる寄付の仕組みを実現しています。
絶滅危惧種の現状
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストによると、現在世界中で42,100種以上の生物が絶滅の危機に瀕しており、これは全評価対象種の27%以上を占める深刻な数です。日本でもその状況は例外ではなく、様々な動物や植物が絶滅の危機に面しています。
日本における寄付状況
イギリスのチャリティー機関であるチャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)によれば、日本は142カ国中139位の低評価を受けています。これは、寄付文化が根付いていない国の一つであることを示しています。そこで「すくってすくうPROJECT」が評価されるのは、オンラインクレーンゲームを通じて、楽しみながら寄付ができるという新しい形の寄付の提案です。
寄付の仕組み
プレイヤーは、PCやスマートフォンからタイクレ内の対象景品を選んでプレイします。1プレイごとに約100円が、国際自然保護連合日本委員会に寄付されます。これにより、得た利益が直接的に絶滅危惧種の保全活動に役立てられます。
プロジェクトの詳細
- - 展開期間: 2025年3月3日まで、または景品がなくなるまで
- - プレイ方法: タイクレ内の「すくってすくうPROJECT台」を選ぶ
- - プレイ料金: 1プレイあたり2,000TC(約275円相当)
- - 寄付先: タイトーから、国際自然保護連合日本委員会へ直接寄付されます。
この新しいプロジェクトを通じて、楽しみながら社会貢献ができるという形が広がることを期待します。オンラインゲームを楽しむことで、気軽に寄付ができるこの仕組みが、多くの人に広まることが望まれます。
これからの展望
「タイトーオンラインクレーン」は、2018年にサービスを開始し、400万人を超えるプレイヤーが参加しています。これまでも、多様な景品や便利なサービスで人気を集めてきました。新たに始まった「すくってすくうPROJECT」は、そんなタイクレに新しい魅力をプラスし、エンターテイメントを通じた社会貢献の一歩を踏み出す機会を提供しています。
オンラインの利便性を活かし、参加者が楽しみながら自己の支援を行える仕組みが確立されたこのプロジェクト。ぜひ、皆さんも楽しんで参加し、絶滅危惧種の保護に貢献してみてはいかがでしょうか!
詳細は特設サイトでご確認ください:
特設サイトはこちら
【権利表記】 © TAITO CORPORATION