携帯で救う子どもたち
2015-03-20 09:58:46
不要になった携帯電話で世界の子どもたちを救う!リネットジャパンとJCVの共同プログラム始動
不要になった携帯電話が、未来を救う
近年、世界では予防可能な感染症で多くの子供たちが命を落としています。その現状を変えるため、リネットジャパン株式会社と認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)が、画期的な取り組みを開始しました。不要になった携帯電話の回収を通して、開発途上国の子どもたちにワクチンを届けるプログラムです。
このプログラムでは、リネットジャパンが提供する宅配回収サービスを利用して不要になった携帯電話を送ると、1台につき1ワクチンの寄付に繋がります。微量ながら希少な資源を含む携帯電話は、近年増加の一途を辿る廃棄物問題の解決にも貢献する取り組みです。
眠っている携帯電話、2億台以上
毎年数千万台の携帯電話が買い替えなどで不要となっていますが、その多くが家庭に眠ったままになっています。これは、都市鉱山と呼ばれる、埋蔵された資源の宝庫です。この資源を有効活用し、同時に社会貢献につなげる試みが、今回のプログラムと言えるでしょう。
リサイクルと社会貢献の融合
リネットジャパンは、小型家電リサイクル法に基づく事業者として、長年リユース事業を展開してきました。今回の取り組みは、環境保護と社会貢献を両立する、同社のCSR活動の一環です。不要になった携帯電話の回収を通して、世界の子どもたちの命を救うという、大きな目標に向けた第一歩となります。
プログラムの概要
このプログラムは、非常にシンプルで利用しやすい仕組みとなっています。
1. リネットジャパンのウェブサイトから、回収を申し込みます。
2. 指定された日時、佐川急便が自宅まで回収に伺います。
3. 回収された携帯電話は、認定工場で適切に処理されます。
4. マイページで、回収から処理完了までの過程を確認できます。
回収料金は、ダンボール箱1箱につき880円(税抜)で、何点入れても料金は変わりません。ダンボール箱の事前送付サービスもあるので、梱包の手間も最小限ですみます。
1,000万ワクチンを目指して
リネットジャパンは、このプログラムを通じて、1,000万ワクチンの寄付を目指しています。これは、1,000万台の携帯電話の回収に相当します。部屋の片付けをしながら、簡単にできる社会貢献として、多くの人々の参加が期待されています。
企業理念と社会貢献
リネットジャパンは、「ビジネスと社会性の両立」を理念に掲げ、これまでにも様々な社会貢献活動を行ってきました。東日本大震災への支援や森林保護活動など、累計5,700万円以上の寄付実績があります。
JCVの活動
JCVは、予防可能な感染症で亡くなる子供たちを減らすため、ワクチンを届ける活動に取り組む国際支援団体です。1日に約4,000人の子供たちが、予防可能な感染症で命を落としているという現状を改善するため、活動を続けています。
まとめ
不要になった携帯電話を、世界の子どもたちの未来を守るために役立てる、このプログラム。小さな一歩が、大きな希望を生み出す取り組みとして、注目されています。皆さんのご協力が、多くの子供たちの命を救うことに繋がります。
会社情報
- 会社名
-
リネットジャパングループ株式会社
- 住所
- 名古屋市中村区平池町四丁目60番12グローバルゲート26階
- 電話番号
-
052-589-2292