感性を磨く香りの旅──南青山で日本文化を学ぶ特別な体験

香り文化を深く知る90分の特別体験

南青山に位置するOtonamiでは、香りの深い文化や美意識を学ぶ90分間の特別セミナーが開催されます。この体験では、30年以上にわたり調香に携わってきた佐藤孝氏がナビゲーターとして参加しています。参加者は、香道具の展示や江戸時代の蒸留器の観賞を通じて、香りの歴史を感じることができます。

日本の香りの歴史を紐解く

本講座では、香りに関する広範な知識を深めることができます。佐藤氏はフランス調香師協会の会員としても知られ、800種類以上の香りを開発してきた第一人者です。彼の経験をもとに、香りの背景を学び、実際には試香体験も時間の一部として組み込まれています。単なる嗜好品としての香りではなく、自分に合った使い方や意味を持つ“よそおい”としての理解が深まるでしょう。

香りに込められた文化を体感する

体験内容としては、まず香道具や蒸留器などを観賞し、香りの進化を理解します。次に、実際に香料や香木を試香し、香りと文化の関連性を体感。これにより、参加者は自分自身の感性を育む手助けとなります。最後には、体験の記念としてポーラが誇る「サクラガーデンマイルドコロン」（30ml）を持ち帰ることができるのも魅力的です。

新たな香りの楽しみ方を見つける

近年、生活スタイルは多様化しており、香りも個人の感性に合わせて楽しむ時代となりました。香りの文化や背景に触れることが、自分自身の“よそおい”を見つける一助となります。この体験を通じて、参加者は香りを深く知り、日常の生活に彩りを加える新たな観点を得ることができることでしょう。

ポーラ文化研究所化粧文化ギャラリー

1976年に設立されたポーラ文化研究所は、化粧文化を学ぶための重要な拠点となっています。ここでは、収集された貴重な資料を通じて日本の化粧文化を探求し、展示やワークショップを通じて若い世代に伝えています。ポーラ青山ビルディングへの移転を機に、さらに多彩な展示と観点から化粧文化を発信することを目指しています。