JTBとハワイ・ツーリズム・オーソリティーがビジネスイベント誘致で連携協定を締結

JTBとHawai‘i Tourism Authority（HTA）、さらにHawai‘i Visitors and Convention Bureau（Meet Hawai‘i）は、2024年9月27日にビジネスイベント誘致に関する連携協定を結ぶことになりました。これにより、両者は日本からハワイへのビジネスイベントを強化するための様々な取り組みを行います。

ハワイの魅力と現状

ハワイはその美しい自然や豊かな歴史、そして文化的な魅力を持つリゾート地として、日本人から高く評価されています。また、ビジネスイベントの開催地としても世界的に知られています。しかし、最近の円安や物価上昇が影響し、日本企業による会議や研修旅行、国際会議の需要は依然として回復途上にあります。

日本はハワイにとって重要な市場であり、両者の関係を強化することが求められています。連携協定はこのニーズに応えるための第一歩と位置づけられています。

連携協定の内容

この連携協定は2025年1月1日から2027年12月31日までの期間にわたり実施され、以下のようなビジネスイベントが対象となります。企業会議、国際会議、報償旅行や研修旅行等が含まれます。

主な取り組み

1. JTBアンバサダープログラムの創設
Meet Hawai‘iとの研修を通じて、ハワイでのビジネスイベントの専門知識を習得するプログラムを設立します。これにより、より顧客ニーズを満たした提案力の強化を図ります。

2. JTB ONLYプランの開発
現地の最新情報とサステナビリティの観点を融合させた、特別なコンテンツの開発を行います。お客様に満足していただける価値ある体験を提供します。

3. 異文化交流プログラムの開発
日本とハワイの文化理解を促進する交流プログラムを設計し、新たな交流を生む活動を推進します。

4. サポートプログラムの充実
ビジネスイベントの開催を支援するプログラムを強化し、参加者に対してより価値ある体験を提供することを目指します。