2024年九州・沖縄の居住満足度調査
大東建託株式会社が実施した「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024<九州・沖縄版>」および「住みたい街ランキング2024<九州・沖縄版>」の結果が発表されました。今回は、九州及び沖縄地域における居住の満足度と住みたい街について、詳しくご紹介していきます。
住みここちランキングの結果
「住みここちランキング」において、福岡県福岡市中央区が5年連続で1位を獲得しました。このエリアは九州最大の繁華街、天神や大濠公園が位置しており、非常に高い評価を得ています。特に、生活利便性や交通の便においても大いに評価され、偏差値70台という優れた数値を記録しています。
続いて2位には沖縄県中頭郡北谷町が入り、こちらも2年連続の高評価です。北谷町は観光地としても人気があり、那覇市に近く、生活施設が整っています。大型ショッピングセンターや病院が充実していることも、住みやすさに寄与している要因と言えるでしょう。3位には福岡市西区がランクインし、福岡市内での居住環境の高さが窺えます。
また、沖縄県豊見城市が順位を上げ、5位に進出しました。豊見城市は那覇市に隣接しており、多くの住民が集まるエリアで、最近ではアウトレットモールのオープンなど、観光客からも注目されています。
住みたい街ランキングの結果
次に、「住みたい街ランキング」では、福岡県福岡市が5年連続で1位を獲得しました。この調査では、福岡市が全体から見ても多くの支持を集めていることが明らかになりました。福岡市は高い得票率(6.6%)を記録し、特に住み続けたいという意欲が強いことを示しています。
2位には東京23区が入り、3位には熊本県熊本市が続いています。これらの地域も長年にわたって安定した人気を誇っていることがわかります。また、沖縄県那覇市と福岡県北九州市も上位に位置し、九州及び沖縄全体の生活環境が良好であることを示しています。
調査の概要
この調査は、2020年から2024年までの回答をもとにしたものです。対象は九州・沖縄地域に居住する20歳以上の男女、合計84,991名です。男女比は男性43.5%、女性56.5%と比較的均等に分布しています。調査は、インターネットを通じて行われ、多様な回答を集めてランキングを作成しています。
特筆すべき点は、「今住んでいる街に住み続けたい」と考える人が72.7%に達していることです。これは、住民が現在の生活環境に対して高い満足度を持っていることの証左です。
まとめ
「いい部屋ネット」によるランキングは、九州・沖縄地域の居住満足度を把握する上で非常に重要な指標です。住みここちランキングや住みたい街ランキングからは、この地域の暮らしやすさや人気の街が浮き彫りになりました。これからの移住先や住みたい街を検討する上で、非常に参考になる情報と言えるでしょう。今後も地域の魅力を引き続き発信していきます。詳細は
いい部屋ネットの公式ウェブサイトをご覧ください。