福岡ライジングゼファー、青森戦での快勝
2024年11月29日、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン第10節が開催され、福岡ライジングゼファーが青森ワッツを77-56で下しました。この試合の結果により、福岡は11月の全試合を無敗で終え、10連勝を達成。これにより西地区の首位をキープしました。
試合の流れ
試合は序盤から青森の攻撃が目立ち、特に#22ヒサタケ選手のダンクシュートや#27東海林選手の3ポイントシュートが効果的でした。しかし、福岡は#8スミスのフリースローやインサイドからの得点で応戦。1クォーター残り5分でベンチから出場した#5ランダルがフリースロー2本を成功させ、個人通算5000得点を記録しました。ホーム初登場の#50ブラウンがジャンプシュートを決めるも、青森のディフェンスに苦しむ場面が見られました。
第2クォーターに入ると福岡がオフェンスのスピードを上げ、連続得点で逆転。このクォーターでは#25バーレルによる豪快なダンクシュートが決まり、福岡は前半を5点リードで終えました。後半が始まると、再びスミスとバーレルが安定したインサイドプレーを展開。#17中村選手も3ポイントシュートで得点し、青森を引き離す展開となりました。
最終クォーターでも福岡のペースは変わらず、終始青森にリズムを与えない戦い方を貫きました。結果的に青森のスコアを56点に抑え、21点差で快勝しました。これにより、福岡は連勝記録をさらに伸ばし、明日のGAME 2への期待感を高める結果となりました。
コーチのコメント
試合後、浜口炎ヘッドコーチは、「ホームで連勝を続けられたことは嬉しいが、少し満足できない部分もある」と語り、特に17回のターンオーバーについて懸念を示しました。相手ディフェンスの優れたパフォーマンスも影響したものの、自チームの連携ミスが失点につながる場面が多かったと振り返りました。また、3ポイントシュートの成功率の低さについても触れ、今後の練習に反映させる意向を示しました。
選手たちの声
5アイラ・ブラウン選手は「セカンドユニットとしての役割に誇りを持っている」と話し、コート上でのエネルギー供給がチームの力となることを強調しました。また、セカンドユニットの連携の重要性や、試合スタート時の集中力についても言及し、「強いチームになるために、毎試合良いスタートを切る努力が必要」と述べました。
ファンの応援の力を感じながら、選手たちは今後の試合に向けて意気込みを新たにしています。